くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「きみは怪物を見たか」中村計

2017-10-24 05:43:34 | 芸術・芸能・スポーツ
 という訳で、読みました。中村計「きみは怪物を見たか 松井、松坂、斎藤、雄星 甲子園のヒーローたちの感動物語」(講談社)。
 中村さんの本は「甲子園が割れた日」を途中まで読んだ記憶があるのですが、明徳義塾が結構閉鎖的な学校だという印象がものすごく強い。今もそうなのかどうかわからないですが。
 当時松井が敬遠される前に挫折したような気がします。
 わたしは何冊か平行して読むために途中でやめてしまうことがよくあるのです。しかも、野球には全く興味がない。
 でも、今回はジュニア向けでコンパクトにまとまっていたためか、非常に読みやすく一気に読了しました。
 
 甲子園中継も積極的には見ないのです。が、印象に残っているものはいくつかあります。まず、地元チームの活躍。仙台育英が準優勝したときや教え子が出場したとき。それから、話題になったときですね。
 松井さんの五打席連続敬遠や、松坂さんの肩を壊しそうなほどの連投、斎藤くんとマーくん対決はニュース性のある試合でした。雄星くんも、隣県ですから。
 四人の「ヒーロー」に加えて、もう一項目割かれているのが、「佐賀北高校の背番号13」です。
 このエピソードを読むべきだとブックトークの本に書いてあったので関心をもったのですよね。
 佐賀北の監督さんが前任校で出会ったある選手を偲んで、プレー以外の面で貢献する選手へと与えている番号なのだそうです。 
 
 この本の出版からは時間が経っているので、取り上げられた選手のその後などもわかります。
 ちょうどファイルシリーズが終わったところですか、雄星くんの活躍はラジオで聞きました。
 ……野球に全く興味がないわたしですが、ラジオは聞くのです。聞き流していることも多いのですが。
 これも、教え子が実況中継をしているから(スポーツアナウンサー)、という理由です。
 野球、興味ないですが、一緒に張本さんの自伝も借りました。本当は潜在的に興味あるのでしょうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿