くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「生協の白石さん 学びと成長」白石昌則

2013-07-09 21:09:07 | 総記・図書館学
 昨年出版された「生協の白石さん 学びと成長」(ポプラ社)を借りてきました。同じ時期に出たものよりもおもしろいと思います。(なんてタイトルだったか忘れましたが、レビューには書いたはずです)
 同じようにツイッターからの質問も入っているのに、こちらの方が読みやすい。本のつくりが違うんですかね。「ひとことカード」の方式が、以前の雰囲気に似ているように思います。
 白石さんは東京インターカレッジコープ渋谷店店長なんですって。四十代前半なのにすごい。やっぱり一躍時の人だったからでしょうか。
 インターカレッジコープは、なんと宮城県にもあるんだそうです。母校では卒業後に生協がオープンしたので、わたしは買ったことがありません。最近は研修で、某国立大学を訪れ、生協オリジナルのお茶(こーちゃんとか)をよく買っていました。
 今回の解答で好きなのはこういうのです。
 自分の名前がごつごつして嫌だという女子に、「名前が、その方の雰囲気を演出することもありますね。たとえば戦国武将の伊達政宗は、なるほどいかつい名前です。が、先頭にクルムをちょい足しすることで幾分まろやかになります。(以下略)」
 どうしても今日が金曜日のような気がしてしまう。そんな方には「同じようによくこのような錯覚をしてしまう私はこの現象を『フライング・フライデー』と呼んでいます。略してフラ・フラ」
 二十歳を過ぎたのに、なかなか大人になったような気がしません。「卒業、就職を経てやがては結婚へと、これから本人の意識や取り巻く環境が変化していきます。それぞれの場面で責任を持って行動すれば、立派な大人ですよ。本当に、いつの間にかなんですよ」
 立派です、白石さん。今月末の研修で、またこーちゃん買いますね。