草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

小池百合子候補を千両役者にするかしないかは都民の選択だ!

2016年07月26日 | 選挙

予想に反した展開になっている。小池百合子候補が一歩リードしているからだ。今回の東京都知事選を見ていて伊藤昌哉の『実録自民党戦国史』の一文が頭をよぎった▼伊藤は「政治には一種の狂気がある。解決を迫られるいろいろな難問の中で、生きようともがく政治家の精神は異常な高ぶりを示し、そこから通常では考えられないような行動が出るものだ。この時、大根役者が突然、千両役者に変じたり、異常な能力の持ち主が、へんにおびえてポカをしでかしたりする。そこに人間喜劇の展開がある」と書いていた▼政治は人間がやるものであり、そこでの出来事は予想を超える場合が多いからだろう。「それが現代という社会の歴史となってゆくなどと知ったら、人々はそのことにひどく腹を立てるだろうし、戦慄することもあるだろ」との見方は、権力の中枢にあったものの正直な感想なのである▼今のところ元官僚で岩手県知事を務めた増田寛也候補は苦戦している。手堅い行政マンよりも、東京都民は自分たちの手で千両役者をつくりたいのである。時代が政治家をつくり、政治家を育てていくのである。小池候補には政治家としての才能が備わっており、東京都知事に当選すれば、常人にはうかがい知れない力を発揮してくれるはずだ。当然のごとくそこには女性であることも加味される。小池候補の顔が日増しに厳しくなっているのは、自らの使命に気付いたからだろう。大舞台で大見えを切ることができる千両役者は彼女しかいないのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 怒れる若者の声を代弁するの... | トップ | 弱者を殺傷する惨劇は社会全... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (たにむらこうせつ)
2016-07-26 11:51:18
タカ派位強人が望まれているのかも知れません!
みんなのブログからきました。
詩を書いています・・・よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

選挙」カテゴリの最新記事