草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ペロシ氏訪台前から武力統一を中国は口にしていた

2022年08月07日 | 自衛隊
 ペロシ氏が訪台したから、中国が怒って、日本を攻撃しそうな事態になったのではない。これまでも中国は、武力による台湾統一を口にしてきた。そのための準備を着々と進めてきたのである。我が国も危機感をもっていたから、自衛隊を先島諸島に展開したのである。ペロシ氏が悪いかのような議論は、時系列的に考えれば、まったく成り立たないはずだ。
 中国は今回、先島諸島の排他的経済水域に、弾道ミサイル五発を撃ち込んできた。台湾侵攻という事態になれば、与那国島の自衛隊のレーダーを破壊することは確実であり、まさしくそのための予行演習であったのだ。
 台湾有事は日本有事であることは明らかである。私たちは、いつそのようなことが起きても対処できるように、準備を怠ってはならないのである。
 独裁専制国家は、武力による現状変更を目論んでいるのだ。彼らを弁護するというのは、それを容認することにほかならない。自衛隊の増強に反対し、防衛費の増額を認めない勢力が、何を意図しているか、それはいうまでもないだろう。
 侵略者に立ち向かわなければ、日本はウイグルやチベットのようになってしまうのである。香港の悲劇も忘れたのだろうか。そして、いよいよ台湾が狙われているのである。私たちは「座して死を待つよりは、出て活路を見出さん」との諸葛孔明の言葉を思い出すべきなのである。

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