石原新党への私の態度はまだ決めかねているが、早速NHKなどは、中共や韓国のメディアの報道をそのまま伝え、「右傾化」「右傾化」と騒ぎたてている。安倍晋三総裁が誕生したのに続いて、石原慎太郎が国政に復帰することになれば、日本がまともになってしまう。それでは困るからだろう。朝日新聞もまた同じようなもので、日本と中共が険悪な関係になったのは、石原のせいであるかのような物言いである。鳩山由紀夫、菅直人、そして野田佳彦と続いた民主党政権が、あまりにも弱腰で優柔不断であったために、そこを見透かされたからであって、東京都による尖閣諸島の購入が発端ではない。そんなことを十分承知していながら、中共のお先棒を担ぐNHKや朝日新聞は、日本国民から見放されて当然だろう。そうでなくても、日本が国家として身構えることになったのには、それなりの理由がある。中共や韓国が日本に土下座外交を要求し、それがかなえられないと、国際社会に訴えて日本を孤立させようとする。それがあまりにも目にあまるので、いくら温厚な日本人でも黙ってはいられなくなったのだ。さらに、民主党政権になってアメリカとの関係もこじれてしまった。それを立て直す意味でも、防衛協力の面で対等な日米関係の構築が求められている。石原新党は総選挙で50人程度を擁立するとみられる。保守派を結集するためにも、まずは安倍自民党と手を組むべきだろう。NHKや朝日新聞がいかに嫌がらせをしようとも、日本が進むべき方向は明らかになりつつあるわけだから。
←日本の保守派は大同団結すべきと思う方はクリックを