goo blog サービス終了のお知らせ 

草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

石破の小手先政策ではトランプ関税に対抗できない

2025年04月10日 | 経済
 石破は権力維持のために現金を国民にバラまけばいいと思っているようだ。日本丸の舵取りを担っているにもかかわらず、トランプとの交渉からは逃げ、担当大臣レベルで事態を収拾しようとするのも、あまりにも姑息である。
 そんな小手先のことでトランプも納得しないし、国民だって石破を支持するわけはないのである。もはやここまでくれば、減税しかない。消費税を下げることによって、国民の所得を増やし、内需を拡大すべきである。積極的な財政出動も待ったなしである。
 トランプの再登場が意味するのは、グローバリズムの見直しであり、それぞれの国家が、立て直しを迫られているのだ。自民党の保守派は石破に引導を渡すべきである。このままズルズルいけば、自民党は消滅する。
 さらに、トランプは中国に近い石破に不信感を抱いているのではないか。アメリカと中国は今回のトランプ関税で、経済戦争に突入した。国家社会主義の力を背景にして市場経済に挑んできた中国を、徹底的に排除することで、産業基盤のしっかりしたアメリカを取り戻そうとしているのだ。それを実現するためにはかなりの時間を要するだろうが、必死になってアメリカが中国を叩き潰そうとしている意図を見抜くべきだろう。
 この混乱に乗じて我が国は防衛力を整備し、国家として自立しなければならない。いかなる大国に対しても、ノンと言える国家にならなければならないのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トランプの圧力を利用し今こ... | トップ | 日米安保の片務性解消は日本... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

経済」カテゴリの最新記事