アメリカ大統領選挙でどちらが勝つかに注目が集まっている。アメリカの主要メディアはバイデンの優勢を伝えているが、前回同様にトランプが勝つと断言する識者もいる。どのような結果になるかは予測が付かない▼国益を考えると、トランプに勝って欲しいのが日本人の本音ではなかろうか。「アメリカファースト」で内向きであることによって、日本の自立を容認しているからだ。中共が東アジアで軍事的に強大化している現在、日本は国家として身構えなくてはならない。アメリカは東アジアから手を引こうとしており、その空白を埋めなければならない。憲法9条を改正し、やられたら即座に反撃する能力を保有することは、我が国にとって喫緊の課題なのである▼国防上のフリーハンドを容認するのは、バイデンではなくトランプである。東京裁判史観の立場から、日本を従属的な地位にとどめておこうとするのがバイデンなのである。中共と足並みを揃えて、安倍首相の靖国参拝を批判したことを忘れてはならない。トランプは商売人でどちらに転びか分からないと批判されるが、利害関係で言うならば、アメリカと中共との激突は避けられず、譲歩する余地はないはずだ。私たち日本人にとっては、トランプの勝利が望ましいのである。
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