草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

特定野党の嫌がらせ阻止できない自民党の国対政治を嗤う!

2019年11月13日 | 政局

国会がその役割を放棄している。議論らしい議論もせず、特定野党に振り回されているのは、自民党にも責任がある。衆議院の国対委員長の森山裕が昔ながらのやり方で、野党に譲歩ばかリしているからではないか。言いたいことを言わせてガス抜きをし、辛うじて日程だけ確保する。そして法案を通せばいいというのは、与野党なれ合いの55年体制の延長である▼我が国が直面している喫緊の課題について、どのような解決策があるかを論戦すべきなのに、森山は野党の体面をとりつくろうことばかりに終始している。国民民主党の森ゆうこの発言が明かに名誉棄損にあたるものであっても、懲罰を決議するわけでもなく、それに触れないようにするのは、裏取引を重視しているからではないか▼森山は定時制高校を卒業し、23歳で中古車業を立ち上げ、地方議員から国会議員にまでなった。苦労人であることは認めるが、あまりにも寝技に徹し過ぎる。JAグループの改革にはあまり熱心ではなく、守旧派を代表するような政治家である。立憲民主党の辻元清美とも太いパイプを持っており、安倍内閣にとっては、獅子身中の虫になりかねないのである。我が国は非常時のただなかにある。まさしく待ったなしなのである。安倍首相に憲法改正をする気概があるのならば、国対に頼らない政治を行うべきなのである。

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