草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ネット民のおかげで中盤になって勢い盛り返す自民党!

2019年07月14日 | 選挙

恐るべきはネットの力である。共同通信が12、13の両日に行った全国電話世論調査で、参議院選挙での比例代表の投票先で自民党が31・0%となった。これに対して立憲民主党は7・2%にとどまった。先月26、27の両日の数字より自民党は2・2ポイント上昇した。立憲民主党は1・8%の減となった。共同通信を始めとしたマスコミがこぞって自民党を攻撃しても、ほとんどの国民は影響されなかったのである▼「老後資金2000万問題」に関しても、国民は冷静さを取り戻しつつある。連日のようにテレビや新聞が煽り立てたにもかかわらず、争点だと思うが46・1%で、思わないが46・9%となったからだ。前回調査では争点だと思うが50%を超えていた。選挙戦に突入してから、年金を争点化することへの反発が強まったからだろう▼今回の参議院選挙はネットとマスコミとの熾烈な戦いの場となっている。反安倍のネガティブキャンペーンが効力を発揮しないのは、ネットが冷水を浴びせるからである。ネットに結集する声なき声の国民は、マスコミの嘘を次々と暴いている。だからこそ、自民党に勢いがあるのだ。最後まで気を抜くことはできないが、自民党が比例で支持が拡大するというのは、予想に反して善戦していることを意味する。野合することしか能がない野党には、レッドカードを突きつけるしかないのである。

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日本の戦後終わらせるために「敗戦便乗」政党の一掃を!

2019年07月14日 | 思想家

保守派はリアリストである。感傷的に政治を語るのは潔しとしないのである。太宰治の小説「トカトントン」の主人公のように、潔癖であればあるほど、政治で全てが解決するとは思わないのである▼今回の参議院選挙でも、野党は批判のための批判しかせず、できもしないことを訴えているだけである。それで騙されたのが民主党政権の誕生であり、悪夢以外の何物でもなかった。それを繰り返す愚は避けなくてはならない。またぞろマスコミは年金問題でミスリードをしているが、世論調査の結果などからは、間違っても自民党が大敗することはなさそうだ▼太宰は敗戦後の世相を憂い、その主人公の感想として「社会党、共産党は、いやに調子づいてはしゃいでいるけれども、これまた敗戦便乗とでもいうのでしょうか、無条件降伏の屍にわいた蛆虫のような不潔な印象を消すことが出来ず」と書いたのである。敗れてもなお抗戦を口にした中尉や、楽しそうにデモをする労働者の純粋さに共鳴を覚えながらも、どこからともなく聴こえてくる「トカトントン」によって、現実に引きもどされたのだった▼政治は甘い夢を語ることではない。リアリストであった太宰はそれを知っていたのだった。敗戦から74年目を迎えようとしている今こそ、私たちは「敗戦便乗」政党を一掃しなければならないのである。

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