草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

不甲斐なき日本国に未来無し 10句

2019年01月06日 | 川柳

防人に犠牲を強いる平和ボケ

決断をできない国になり下がる

自衛隊交戦権なく哀れなり

安倍さんの優柔不断国亡ぶ

韓国は信用ならず敵なりし

やられても泣き寝入りする政治屋は

自民党国を守るの気概なし

在野なる人の叫びをネットでも

不甲斐なき日本国に未来無し

かのときの三島の絶叫今もなお

 

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危機感が乏しい安倍首相の年頭記者会見の発言を嗤う!

2019年01月06日 | 政局

去る4日の安倍首相の年頭記者会見にはガッカリした。冒頭の発言で消費税に触れ「消費税の引上げについては、前回の反省の上に、本年、頂いた消費税を全て国民の皆様にお返しするレベルの十二分の対策を講じ、景気の回復基調をより確かなものとしてまいります」と述べたからである▼これまで先送りしてきた経過があるとはいえ、無理をしてまで今引き上げる必要があるのだろうか。日本経済も円高に逆戻りしつつあり、株価も急落してきている。アベノミクスの腰を折るようなことをして、それで本当に良いのだろうか。消費増税をした分を国民にお返しするというのも、とんでのない言い方である。一度国民から吸い上げて、それを国が思いのままに使うというのは、官僚の権限を強めるだけではないか。このまま断行すれば、間違いなく安倍内閣が吹っ飛ぶだろう▼国際情勢に対する認識も甘過ぎる。「日本外交の新たな地平を切り開いてまいります」ではなく、東アジアは一触即発の情勢であり、差し迫った戦争の危機に備えて、国民の一致団結を説くべきではなかったろうか。安倍首相はあまりにも楽観的である。保守派の多くが自民党や安倍内閣を支持してきたのは、あくまでも日本を安定させるためであった。大混乱のフランスの二の舞になりかねない政治を望んだわけではないのである。

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グローバリズム対抗するためにも日本浪漫派の復権を!

2019年01月06日 | 思想家

私たちはどこに向かえばいいのか。日米戦争の初期に我が国の知識人が問題にした「近代の超克」論を、もう一度思い起こすべきではないだろうか。それを論じたのは高坂正顕、高山岩男らの京都学派、小林秀雄らの「文學界」同人、保田与重郎を中心とする日本浪漫派の三派であった▼戦後は日本浪漫派か離れ、左翼の徒になり下がっていたと思っていた針生一郎が「『近代の超克』論の運命」という一文を昭和の終わりに残している。そこで針正は日本浪漫派の魅せられた若き日の心境を正直に語っている。「文明開化から昭和のマルクス主義までを頽廃し没落すべき『近代』として断罪し、『神人同床』の始原につながるポエジーの回復を説く保田与重郎の論調に、はるかに直截に心情をゆさぶられた」▼針生のその心情は左翼になってからも一貫していた。橋川文三の『日本浪漫派批判序説』や竹内好の『近代の超克』を高く評価したのは、そのことを物語っている。江藤淳についても「日本浪漫派を『原始的なエネルギー』の噴出として『文学』の名で批判しながら、戦後も近代主義から出発して非合理な『自然』や『神話』の声に耳を傾けた作家のみ、創造性を保っていると説く腕力に眼をみはった」と書いたのだった▼針生は非暴力的変革の道を生涯説き続けたが、その根本にあったのは、日本浪漫派のユートピズムであった。グローバリズムに対抗するためにも、今こそ日本浪漫派の復権が求められているのではないだろうか。

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