草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

北朝鮮の木造船の漂着は安全保障上の重大な危機だ!

2019年01月13日 | 安全保障

 北朝鮮の木造船が相次いで日本に漂着している。昨日は漁船と見られる船舶が漂流しているのが、島根県隠岐の島町の沖合約350キロ(日本の排他的経済水域)で発見された。数人が乗っているといわれている。産経新聞が政府関係者に取材して判明したもので、去る8日にも同町に北朝鮮の木造船が流れ着き、4人が島根県警に保護されたばかりだ▼経済制裁で北朝鮮に食べるものがなくなって、日本近海にまで漁に来るというのは理解できるとしても、あまりにも漂着船が多いのは、我が国の安全保障上の重大な危機である。日本政府としては、日本海側の警備を強化するために、警察に頼るだけでなく、陸海空自衛隊を投入すべきだろう。日本海は大きな壁ではなく、木造船でも自由に往来できることが確認されているわけだから、蟻一匹でも侵入させないようにするためには、陸上自衛隊を海岸線に展開させることも検討すべきだ▼我が国を取り巻く安全保障環境は刻々と変化している。漂流民程度であれば警察でも処理できるが、武装した工作員の潜入を撃退する力はない。それを想定した自衛隊との訓練はすでに始まっているが、最悪の事態に備えなくてはならない。さらに、国民がどのように対応したらよいかも周知徹底させるべきだろう。次々と不気味なことが起きており、私たちは手を拱いているわけにはいかないのである。

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