草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今こそ惰眠を貪ってきた自民党を批判する改憲政党を!

2017年05月06日 | 政局

当面は安倍首相や自民党で仕方がないとしても、右から揺さぶりをかけなければ、自民党は惰眠を貪るだけである。そもそも自民党は官僚によって支えられた政党である。堅実ではあるが、危機に対処するには優柔不断である。国民的なコンセンサスを求めることは大事であるが、両手両足を縛られたままで、自衛隊が戦えるわけはないからである▼民進党や共産党と比べると、確かに安倍首相はまともである。集団的自衛権の一部行使の容認は、立派な政治的決断だったと思う。しかし、自民党であっても、絶対ではないのである。こちらが何もしなければ、相手も何もしないと日本は信じてきた。その平和ボケがもはや通用しなくなったのである。政府は巡航ミサイルを保持することの検討に入るという。敵地攻撃のできる装備がなければ、抑止力にはならない。そんなことは以前からも分かっていたにもかかわらず、真面目な議論をしてこなかったのは、政権与党である自民党にも責任がある▼戦後一貫して、自民党は経済優先をスローガンにしてきた。党是である憲法改正に向けた動きを封印してきたのである。北朝鮮や中共の脅威を前にして、ようやく重い腰を上げつつある。正面切った改正論議ではなく、その場しのぎですまそうとしている。客観的な状況を踏まえて、一歩も二歩も自民党の前を行く政党が、今こそ求められるのである。堅実さだけでは危機の乗り切れないのである。


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交戦権を放棄した二項を削除しない9条改正は無意味だ!

2017年05月06日 | 自衛隊

小手先で憲法を改正しても無意味である。安倍首相が日本維新の会を引き入れるために、憲法9条の一項と二項をそのままにして、三項として自衛隊を明記するというのは、あまりにも姑息である。それでしか公明党の協力も得られないからだろう。しかし、本当にそれでいいのだろうか。交戦権を放棄した二項を削除しなければ、自衛隊は今と一緒ではないだろうか。正当防衛の権利しか行使できないのであれば、むざむざ自衛隊は殺されるだけである▼交戦権を回復することは、国家意思の回復でもある。名実ともに自衛隊を国軍にしなければ、日本人の生命と財産を守り抜くことはできないのである。国民の多くが自衛隊を容認しているから、搦め手から攻めていった方が、実現する可能性があると踏んでいるからだろう。一日も早く自衛隊は戦える組織にしなくてはならない。手足を縛っている状態を改めるのが先決なのである。安倍首相はどうしてそれをしないのだろう。日本人は愚か者ばかりではない。具体的な事例を出して説得すればいいのである。交戦権のない国家など、国家として値しないのである▼多数派を形成するためには、ある程度の妥協も仕方がないが、譲れない一線は断固として主張しなくてはならない。国家として身構えるかどうか、中共や北朝鮮は日本の出方を見ている。ここで日本は国家たり得なければ、情け容赦なく攻撃されるだろう。自衛隊は張り子の虎であってはならないからである。


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