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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

台湾総統選挙での蔡英文主席(民主進歩党)の当選を祝す!

2016年01月17日 | 国際問題

日本の政治家もマスコミも台湾を国家として認めていない。中共に気兼ねしているのである。昨日の台湾の総統選挙で民主進歩党の蔡英文主席が当選した。立法院の選挙でも民主進歩党が過半数を制した。中共と一つの国を目指す国民党は大敗したのである。このままでは中共に呑みこまれるとの危機感が、台湾の人たちを結束させたのである▼国民党イコール台湾というのは、あくまでもこの70年のことでしかない。国共内戦に敗れた国民党による台湾統治は、台湾人の虐殺と言論統制によって行われたのである。国民党は外部からの侵略者であった。それにじっと耐えてきた者たちは、自らの力で国を建設しようとしているのだ▼それは同時に独裁共産国家中共に膝を屈しないということである。黄文雄は『断末魔の中国経済』において「台湾史が物語るのは島と大陸が通行すると必ず悲劇が避けられないということである。虐殺と掠奪以外に、大陸との人的交流から生まれた疫病の大流行が起こることも、台湾四百年史が如実に物語る」と書いている▼台湾の人たちは民主的な手続きでもって、新たな一歩を踏み出したのである。日本の政治家やマスコミが無視しても、民間レベルでは日台関係はかつてなく良好である。今もなお中共は武力による台湾侵攻を諦めたわけではなく、核爆弾の使用すらも公然と口にしている。アジアの自由と民主主義を守り抜くためにも、日本は台湾の後ろ盾となるべきであり、台湾の人たちの勇気を日本人もみならうべきなのである。

  

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