草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

与野党相乗りの福島知事選挙に県民は失望!

2014年10月26日 | 選挙

一応は福島県知事選挙の投票はしてきたが、書く人がなくて困っている県民が多いのではないだろうか。それは政治の責任ではないだろうか。福島第一原発事故が発生したのは、菅政権のときであった。スピィデーを揉み消し、すぐに避難させなかった責任は、今も問われないままである。自民党が政権を奪還してからも、その真相は解明されていない。それを追及しないかわりに、今後の安倍政権の事故対応に民主党は反対しない。そうした暗黙の了解ができているのだろう。原発をどうするか以前に、まずは国の責任が問われるべきだし、それが不問付されているのが大問題なのである。しかも、その時点で県政の中心にあった者が、またのこのこ出てくるというのは、反感があって当然である。福島県民は棄民にされてしまった感がある。自民、民主、社民が各党相乗りでスクラムを組んでいる。そんな馬鹿げた知事選挙になったのだ。これでは福島県民の声が届くわけもない。自民党は独自候補を擁立し、佐藤雄平知事の対応のまずさを攻撃し、それの亜流とは対決すべきであった。国政で野党だった自民党の意気込みは、一体どこにいったのだろう。今回の知事選挙が盛り上らないのは、福島県民が政治に失望しているからにほかならない。

 

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