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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

泥仕合だけで新鮮味のない民主党代表選

2010年08月28日 | 政局
 民主党の代表選はめぐる動きは、泥仕合の様相を呈してきた。まさしく仁義なき戦いである。小沢一前幹事長を国会で証人喚問する件について、その必要性を蓮舫行政刷新担当相が口にしているのには、これまたビックリした。そうであったならば、野党の自民党や共産党が要求したときに、賛同すればよかったのに、なぜ今さらという気がするからだ。このままでは、菅直人首相が負けそうなので、形勢を挽回する意味でも、リップサービスをしたかったのだろう。しかし、小沢を弁護するつもりはサラサラないが、何でもありの蓮舫のような政治家を重宝がる菅直人首相というのも、あまり好きにはなれない。いかに批判しようとも、小沢の豪腕で政権交代を実現したことは確かだし、菅以上にサヨクにもウイングを伸ばしている。旧社会党に近いというだけではない。過激派のセクトのなかには、以前から小沢支持を明言している党派すらある。現実路線に転換しようとする菅政権は、自民党とほとんど大差がないが、小沢には今の政治状況を変えようとする野心がある。それが小沢への期待となっているのだ。しかし、かつての小沢には、日本が国家たりうることを願った時期もあったと思うが、権謀術策のなかで、いつしかそれを見失ってしまったのではないか。それだけに、もはや二人とも賞味期限は過ぎており、いかに政策論争をたたかわせたとしても、新鮮味などまったく感じられない。

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お山の大将になりたいだけの菅、小沢、鳩山

2010年08月28日 | 政局
 この場に及んでも腰が定まらないのが、民主党のお歴々のようだ。あれだけ言いたいことを口にした鳩山由紀夫前首相が、もう一度菅直人首相に会うのだという。すでに小沢一郎前幹事長は、戦闘モードに入っているのに、再度妥協点を探ろうというのだろうか。どうでもいいが、わけのわからないことをして、騒ぎを大きくしたいのだろう。それにしても、鳩山前首相のやっていることは、言行不一致である。「総理大臣の座を降りたならば、一切政治には口出すつもりはありません」とヘラヘラしゃべっていたと思ったらば、驚くなかれ、キングメーカーになろうとして、菅首相と小沢幹事長の間に入って、色々と画策を続けているわけだから。しかし、民主党のトロイカ体制を担ってきた、菅首相、小沢前幹事長、鳩山前首相の三人は、いずれも政治家失格ではなかろうか。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という精神とは無縁であるからだ。菅首相は党内融和を図る度量がないし、小沢前幹事長は自己保身のみで、鳩山前首相にいたっては注目を浴びたいという魂胆が見え見えである。三人ともお山の大将になりたいだけで、蹴落としたり、足を引っ張ったりしている。それを見せ付けられた国民は、ホトホト呆れているのではなかろうか。

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