男女関係で更迭というのは、国民の意識を気にしてのことだろうが。当の本人である原子力保安員の西山英彦審議官は、ホッと胸をなでおろしているのではなかろうか。人間である限り、良心があるわけで、国民に嘘を吐いてきたのも、いい加減身に応えるからである。カツラをかぶっていることの方が話題になったキャラだが、頭が良くても、難局を乗り切る精神力を持ち合わせていなかったのだろう。しかし、そうであるのならば、根っからのプレイボーイのような顔をして、路上キスで名をはせた細野豪志原発担当相も、清潔感がまったく感じられないから、人前に出すべきではなかったろう。政治家が国民を魅了するのは、国難にあたって身を捨てるという、その一点においてである。キャリヤは更迭されて一件落着になったが、モナ男と呼ばれて笑いものになっている政治家は、お咎めがないばかりか、昇格人事で驀進中である。人材難の民主党らしい。頭の回転が異様に速かった西山審議官と違って、女性を口説くのに言葉を選ばないように、軽いことでは定評がある細野大臣は、ぽろっと大事なことを漏らしてしまう性癖がある。つい先日も、「水素爆発」ということを口にした。その可能性がなくなればということで、一部の避難者が戻る可能性に言及したのだが、それは裏返せば、危機がまだ去っていないことを語っている。ここまでくれば、軽薄政治家の一言にだって、神経を尖らせるべきだろう。
鳩山菅小沢に期待したのがサヨク 鳩山菅小沢をこきおろしたのが保守
マスコミに動かされるのがサヨク マスコミを俎上に載せるのが保守
平和憲法というのがサヨク 占領憲法というのが保守
ネットで粋がっているのがサヨク ネットでシニカルなのが保守
日本人であることを卑下するのがサヨク 日本人であることを誇りに思うのが保守
安保闘争というのがサヨク 安保騒動というのが保守
知識を鼻にかけるのがサヨク 常識人なのが保守
自衛隊を私物化するのがサヨク 自衛隊に拍手するのが保守
内ゲバをするのがサヨク 丸く収めるのが保守
群れたがるのがサヨク 一人一党なのが保守
変節が平気なのがサヨク バックボーンがあるのが保守