ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

駐車場確保で集客可能か

2010年08月02日 | 地域・一般
『地方都市再生論』を読み、自分の住む地域について考えてみました。

前橋では、駅前のイトーヨーカードーが今月16日閉店、大型店といえども安泰とはいえない時代。商圏は、次第に中心街から郊外に移りつつあります。

中心商店街と郊外大型店の比較では、商店街の活性化、強化策のためには、大型駐車場の設置、アーケードの架け替えなどが一般的に挙げられる。ところで駐車場を完備すれば来客が増えるかと言うと、実例ではそうとも限らない。お店の魅力、店舗活用のアイデアを個々の商店街が考えていくことが必要。役人は商人にあらず。役人主導では商店街の活力は育たない。
都市郊外に宅地が無秩序、無計画に広がっていくスプロール現象に対しては、著者は解決策を示しています。その一つは、地域を商圏、住宅圏のように区分けするゾーニングからの発想の転換を求めています。「居住者を増やし商を呼び込め」とも。

自分の住んでいる街、近隣の町々を思い浮かべながら本書を読んでいると、まさに著者の指摘する通りと感じました。

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地方都市再生論
藤波 匠
日本経済新聞出版社

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