ポポロ通信舎

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出たぞ!福島産ガイガーカウンター

2011年11月11日 | 原発震災・原発問題

日本製の期待できる放射線測定器がまた一つ登場しました。福島県大玉村の三和製作所で開発されたガイガーカウンター=写真。

価格も1万8千8百円と手頃です。ガイガーミュラー(GM)管は、国内では製造しておらず同製作所でも当初はロシア製を使っていましたが、自社開発を終え順次、メイド イン フクシマのGM管を組み込んでいくといいます。おそらく日本製では初めての量産ガイガーカウンターになると思います。その名もズバリ、「ガイガーFUKUSHIMA」!!

早速、仮予約をしました。今持っている中国製のガイガーはなかなか数値が安定せず満足できません。おそらく福島大玉村産のこのガイガーなら、きっと期待に応えてくれるものと思っています。

好評のエステーの測定器は、定価の倍近いプレミアム価格でしかまだ入手できません。いずれ近々、正価格で群馬県内のホームセンターなどでも出回ることでしょう。こちらもぜひ手にとってみたい製品です。放射線測定器(線量計)は大人も子供も一人一台の時代になると思います。まずは子育てのお母さん達から必携アイテムです。

エステーのエアカウンター(商品名)ではガンマー線のみの測定ですが、福島産ガイガーはベータ線とガンマ線の双方をカバーしています。エステーは測定器の監修を福士 政広 (ふくしまさひろ)氏に依頼。同氏はいわゆる原発御用学者です。そのため「ガンマ線のみの測定しかできないように、わざわざベータ線をカットするフィルターを内蔵して手の混んだ小細工を・・」との指摘(atom-tokyoさんのブログ)もあるほどです。本当でしょうか?。ただ、福士氏(首都大学東京)は、山下俊一氏(福島県医大)同様、100mSv/hまで大丈夫と公言していることは確かで巷の人物評にはきびしいものがあります。エステーの、この人の起用は当たっていなかったようです。

ともあれ福島産のガイガーが到着するのが楽しみです。

おすすめ動画 小出裕章助教「未来のために!原発事故が教える現実」長野大学(上田市)での講演 2011年11月6日

 

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コメント (2)
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