放射性物質、コメも検査実施 日本の主食、守らねば - goo ニュース
栃木産牛が出荷停止。この機に乗じたのかどうかはわからないが、高い利回りで注目されていた安愚楽牧場(本社栃木那須)も経営悪化に陥っている。
それにしてもなぜか牛ばかりが取りざたされているが、放射能被害は全食品に及ぶことをしっかり心して置かなければならないと思う。農水省が全国19都道府県の新米についての放射性物質検査を始めた。もちろん、わが群馬も対象に入っている=写真。
お米の買い占めが起きそうな気配だ。九州から収穫された2011年産早場米の販売が、首都圏のスーパーなどで始まったが、一人で100キロも買っていく客がいる。例年とは打って変わって古米にも熱い視線が集まりそうだ。ガソリンと違って、待っていれば時間とともに新しい品物が到着するという保証はない。東電福島原発の収束を見ない限り第一次産業は、日に日に浸食されていくことは確実で、明るい展望は見いだせないのではないだろうか。
日に日に戦況が悪化して、食糧難になって行った戦時中に似た様相になるような気がしてならない。食糧が無くなってしまった戦時中と違うのは一見、物は存在する。見た目は何でもなさそうだが、しかしそれが放射能で汚染されているということだ。だからといって、こうなると食べないわけにはいかない。ある程度の汚染は覚悟して口にするしかないのでは・・
「測ってガイガー」では沖縄の数値が、私の周辺とそれほど差がない。放射能汚染は日本列島全体、さらには地球的なひろがりになってしまっていることを感じる。
【写真】FNN(フジニュースネットワーク)