ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「枕草子」を読む

2009年10月29日 | 研究・書籍
秋の夜長、昨日の公開講座(松嶺福祉短期大学)は、「枕草子」が
テーマでした。

枕草子は、1001年ごろの作品を言いますから今から千年も前のもの。
それでも、書かれていることは、今の世にも通じることばかりです。

「ありがたきもの」(=めったにないもの)
●舅(しゅうと)にほめらるる婿(むこ)
●また、姑(しゅうと)に思わるる嫁の君
●主そしらぬ従者 (意味=上司を悪く言わない部下はいない)
●つゆの癖なき (意味=まったく癖のない人などいない)

高校時代の古文の授業では、ひとつひとつを味わうところまで
行かなかったし、またその奥深い意味は理解できなかった。
今、自分が長く生きて来て、なるほどとうなずくこと、いと多し。

日本史、世界史、そして古文。
“ロートル高校生”、大忙し




うつくしきもの 枕草子 (学び直しの古典)
清川 妙
小学館

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