ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「蔵書票の世界」展、奇抜な作品も

2009年05月20日 | 教育・文化
Q:蔵書票とは?

A:本の見返しに貼って所有者の名前をしるすものです。

ラテン語でEX LIBRIS(エクス リブリス)、英語ではBookplate(ブック
プレート)と呼ぶ。
大きな印鑑の「蔵書印」はなじみがありますが、それは東洋が中心で
西洋は「蔵書票」という美術的な小さな紙片です。小さいといっても
切手の2~3倍以上はあります。

花や静物をテーマにしたほんわかした女性の作品には心がなごみます。
西洋人の中世風の作品の中にあって一見、外国人が作ったかのような
奇怪な作品が目に留まりました。そのアーティスト名は蒲池清爾氏。
ちょっと愛読書に貼るのは勇気が要りますがダリの絵画のようなシュール
な怪しさを放っていました。

展示会:埼玉県立熊谷図書館 (熊谷市箱田町5-6-1)
期 間:21日(木)まで

写真は熊谷図書館の2F陳列室(蔵書票の一例)


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