ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

すっきりしない景気刺激策

2009年05月02日 | 経済
【定額給付金】
わが家にも給付通知書が届きました。
いずれやってくる増税負担を考えると、心から喜べません。
この程度のお金で、景気が回復できるものなのだろうか。
こんな少額支給でも役所は無駄な書類や仕事、経費がどんなに増えたことか。

【エコ・アクションポイント】
政府の追加景気対策として環境省推進のエコ・アクションポイント。
省エネ家電を買うと、次の買い物で値引きしてもらえる5%ポイント制だ。
今月15日に始まるというがどの大型店もすでにエコポイント制を先取り実施。
地デジ液晶テレビを買うならさらに5%の地デジ推進値引きで価格の10%
のディスカウントになる。先月からこの商戦は展開中。

消費者にとってはお得かもしれないが、これでは大型量販店のための値引策で、
一般の販売店にとっては、逆に苦境に立たされてしまっているのでは?
「政策の先取り」を錦の御旗のように掲げた量販商法は、公正な競争の面から
も大いに疑問を感じます。

需要回復の「追い風」となるという景気対策は、大型店だけのものではないはず。
定額交付金、エコポイント制、いずれもすっきりしない政策です
コメント
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