ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

アイヌ民族

2008年07月05日 | 研究・書籍
世界の先住民族が集う「先住民族サミット アイヌモシリ2008」が1日、北海道平取町で開幕しました。

アイヌ語についても興味をもっています。

アイヌモシリ=北海道
アイヌ=人間
ウタリ=人々、同胞
シャモ=和人(日本人)

アイヌは晴れて先住民族とし先月、ようやく衆参国会で初めて決議されました。遅い!!
長い忍従の歴史でした。
私が前橋市内の小学生の頃、アイヌの一行が歌や踊りを校庭で披露したのを覚えています。
女の人の口元が刺青で大きく見えたのが印象にあります=写真。

故・萱野茂氏(元社会党参議・アイヌ人)の年譜を見ていましたら、内地の小中学校廻りの
ことが書かれていました。やっぱり・・

アイヌの人は北海道内に2万3782人。(2006年統計)
ウタリ協会は戦後、当初「北海道アイヌ協会」発足。しかしアイヌ語で「人」を意味する
のに「アイヌ」の呼称は差別の歴史を思い起こすとして、「同胞」を意味する「ウタリ」
を使用。やっと最近、拒否感が薄れたことなどから、来年から名称を「北海道アイヌ協会」に
戻すといいます。

知らない歴史がまだまだあります。。
コメント
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