ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

STOP!大泉・太田合併 (町広報紙にみる矛盾)

2008年06月28日 | 地域・合併問題
「広報おおいずみ」6/25号
①住民説明会の町長答弁「合併を求める町民の署名活動の動きがあり・・合法的に合併に向かって進まざるを得ない状況でした・・」

なんと主観的な状況判断でしょう。合併賛成の町民の動きは、一部ありましょうが、大方の町民はまだ合併に疑問をもっていると思われます。町長も住民投票やアンケートに消極的ということは、支持される自信がないからでしょう。

②町長答弁「アンケート調査については、枠組みという点で館林邑楽は難しい状況で、太田市に絞られており、調査項目が限られるので、実施はむずかしいと考えます」

この状況判断も町長の独断です。
現に2月に館林市からも申し入れがあったものを大泉町は断っています。太田市となにがなんでも合併ありき、の姿勢が強く出ています。
調査項目が限られていれば、かえってアンケートは簡単に実施できます。

合併を結婚にたとえれば、親が相手側に先に内諾して、そのあと本人(町民大衆)に説明会を開いてなんとか了承を得ようとしているのと似ています。握手を交わした写真は、どう考えても行き過ぎです。寝耳に水でした=写真。
町長の独断専行はどうしても否めません。
白紙撤回して、町民の民意を問うべきでしょう。


ところで合併については、足工大講師であるTA氏から貴重なアドバイスを得ました。国が何百兆円もの赤字を抱える現状からして、地方自治の在り方を子孫の代まで考え長期的な視野で考えること、とのご指摘でした。
今、合併に関して2冊の本を読んでいます。

「合併反対を選択したまちー上尾の住民投票と市民の運動」上尾市民ネット他編
「そこが知りたい市町村合併ー当事者たちの証言」小西砂千夫著

前者は合併に反対の立場、後者は肯定的な内容です。
感想はまた、後日。
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