Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

浜頓別駅 天北線 9月4日 2015年

2016-06-10 | Weblog
浜頓別駅跡は「浜頓別バスターミナル」として整備されています。

クッチャロ湖畔にある浜頓別町にもこのバスターミナルにも過去に何度か立ち寄った記憶があります。

当時は「レールファン」としてではなく「北海道好き観光客」としてでありますが…。

ですから、天北線のことなど全く知らずクッチャロ湖の観光都市くらいの認識しかありませんでした。

今年はレールファンとして初めて「浜頓別バスターミナル」にお邪魔します。

クッチャロ湖畔の浜頓別町でありますが、その名前から想像できるようにオホーツク海までも、2~3Kmと僅かな距離であります。



浜頓別ターミナルからは「浜頓別ターミナル ⇒ 名寄駅前/旭川駅前」 「浜頓別ターミナル ⇒ 音威子府」 「浜頓別ターミナル ⇒ 稚内駅前バスターミナル 」  「浜頓別ターミナル ⇒ 新さっぽろ駅 」 などの路線が運行されているようでした。




ターミナル前には「枝幸行きバス」が客待ちで停車しています。

お客さんは2~3人くらいです。

けっこう厳しい乗車率ではないでしょうか。



ターミナル1階には鉄道記念館があり天北線にまつわる駅備品などが展示されています。

タブレット閉塞機やポータブル?の停車位置目標 が展示されています。

ホームに簡便的に設置するこの停車位置目標は深名線の You Tube などで良く見ました。

広尾線の廃駅舎などでも見掛けた記憶があります。



かつての「浜頓別駅舎」の写真です。

特徴的なデザインを施されたわけではないシンプルな外観の駅舎であります。

一日平均乗降客数は最盛期、1000人/1日以上 を記録したこともある浜頓別駅。

天北線にあっても規模の大きな駅であったのが偲ばれます。

こうした資料館に展示されている営業当時の駅舎写真は大変貴重な資料です。

せっかくの貴重な写真ですが、蛍光灯や窓の入射光などの写り込みを何とかしたいですね。

次回は一工夫してもう少しマシな写真を撮れるようにします。



フロアーには2台のショーケースが置かれていて、制帽やタブレット・ケース、整理券やサボ、点検ハンマーなどの工具が展示されています。



こちらのケースにもチケットの他、改札鋏やサボなどが展示されています。

右に見える書籍は「交通年鑑」と「国鉄OB会年史」というものでした。

この辺りはまだ何のことか分かっていない初心者であります。



壁には「浜頓別町の鉄道沿革史」と題されたプレートが掲げられています。

浜頓別町と天北線の歩みが記されています。

天北線はその前身を「北見線」と名乗りさらにその前には「宗谷線」と名乗っていたことが記されています。

「そ~か、天北線の始まりは“宗谷線”だったのかぁ~」などと感心します。

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