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Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

911 Days 996 Carrera 12月15日 2017年

2017-12-15 | Weblog
多くのポルシェ・ファンの方々が購読されているのでしょうか?

ポルシェ専門誌「911 Days」であります。

誌名から分かるように、911 にフォーカスした専門誌であります。

以前には同じような雑誌がありましたが、いつの間にか姿を消してしまいました。

*THE 911 & PORSCHE MAGAZINE という雑誌も現在刊行されていますが、こちらはちょっとテイストが異なり“立ち読み”で済ませています。

911 Days は、Vol.10 くらいから惰性で定期購読しています。*現在 Vol.70 です。

最新の991 の話題等はほとんど自身の世界とは係わりが無いのでパラパラと写真をみて終了!です。

しかし、自身が所有しているモデルのお題となると、やはり真剣に読んでしまいます。

「ど~せ提灯記事だろ!」とか思いながら…悲しい性であります。

表紙の写真、さすがプロの写真ですね!

上手だと思います。

996 の一番チャーミングなところを見せてくれています。

*私的には 996 前期型のライトだったらもっと格好良かったのに…と思います。

996 の美しさの全てが集約されているのが、前期型ライトだと思います。

今日の Porsche 繁栄の礎があのヘッドライト・デザインにあったといったら大袈裟でしょうか?

しかし…ポルシェの人達以外から見たら変な話ですよね。

ヘッドライトの形が「丸」だの「涙目」だの、クルマの基本性能とはほとんど関係の無い部分で「あ~だ、こう~だ」って夢中で論じるなんて…



今回の特集記事で興味深かったのが、こちらです。

996 デザイン・チームに参加したデザイナーの方の記事です。

当時の Porsche の会社事情から「失敗したらもう後が無い」といった切羽詰った空気を感じることが出来る記事です。

現場で作業をされていたデザイナーの方の話ですから臨場感満点です。

とても良い記事ですので、当時の Porsche 事情や Model 996 の開発秘話を知りたい方には特にお薦めです。



そしてこのイラスト・ページです。

私の大好きな996のチャーム・ポイントが描かれています。*ヒップライン…ですね。オジサンですから。

空冷時代の“ナロー”みたいにキュッと引き締まったリア・エンドのデザインが好きです。

右ページ上部のイラストを見ていて思い出しました。

富内線 春日駅の待合室です。

2014年 富内線 春日駅の記事はこちらから。



このアングル、うちのカレラ君のお気に入りポーズであります。

「涙目」と嫌われているヘッド・ライトデザインですが…私には実に見事にボデーラインにマッチした素晴らしいデザインに見えます。

911愛の人々がこのデザインを許せないのは…おそらく986ボクスターと共通のパーツというのがポイントなのでは…と思っています。

デザインの出来云々より「格下のボクスターと共用パーツ」などプライドが許さないのではないでしょうか?

ヘッドライトからテールライトに伸びる一条のハイライト。

ルーフからテールエンドに伸びるなだらかな曲線がそこで交わります。

ホント綺麗なクルマだと思います。



テール・エンドから見るプロポーションも素敵です。

なんて素敵なヒップ・ラインでしょう!

ポルシェ好きの方々には幾つかのタイプがあるそうです。

常に最新のポルシェを追い求めるリッチな方々。

常に最新を求めるポルシェ・ライフに疲れて、いっそナローとか356とかに桃源郷を求める方。

私のように最初に購入した Porsche に満足して一生涯付きあう人…ある意味この人生が経費が掛からなくて幸せかも知れませんね。

うちのカレラ君、前期型は3.4リットルのモデルですから自動車税もお安く済みます。

エンジンのパフォーマンスについてもあ~だこ~だ言われますが、素人の私には良く分かりません。

カレラ君でサーキットを走ったこともありますが、カレラ君のポテンシャルの8%?ほども引き出せなかったのではないでしょうか。

*ロードス君で走っているノリでストレートを走ったら、1コーナ止まりきれなくて初めてコースアウトを体験してしまいました。

私にとっては「過ぎたポテンシャルのクルマ」であって、走りを楽しむ余裕はありません。

やはり、自身の技量に応じた走りの楽しさを味わえるのは「ロードス君」ですね。

じゃ、カレラ君は何なんだ? と問われると…

こうして愛でて楽しむのが私にとっては無難のようです。

国内道交法の下でカレラ君の走りを楽しめるほどのスキルはオジサンにはありませんでした。
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