Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

C58 33号機 清里町 9月8日 2012年

2012-12-11 | Weblog
  美幌町のC58 82 号機に続き、清里町のC58 33号機を訪ねました。

GPSのお陰で、私のようなレール・ファン初心者でもほとんど道に迷うことなく目的のSL君達にめぐり合うことが出来るのですが、例外的に、このC58 33号機を探すのには少し苦労しました。

GPSの誘導した地点は…確かにSLが静態保存されているとすればぴったりの場所なんです…
清里町の生涯学習センターという、実に立派な施設に誘導されたのですが、いくら付近を捜してもそれらしきものは発見できません。

なまじSLがいそうな雰囲気満点なのでイメージが固定されてしまったのかも知れません。
仕方なく、観光案内センターへ電話すると、展示されている場所を教えてくださいました。

話の感じから、生涯学習センターから2~3Kmほど離れた場所に市民球場があり、どうやらその辺りかな~と、早とちりして(野球場やサッカーグラウンド付近に展示されている例もこれまで何例かありましたので「そこか!」って思い込みます)そこへ向かいますが、どうも感じが違います。

再び観光案内センターへ電話すると野球場とは反対の方角のようです。
また生涯学習センターを通り越して真逆の方向へ走りますが、どんどん集落が無くなり「こりゃ違うな…」と、またもや生涯学習センターに戻って、受付にいた守衛さんに訪ねてみました。

街のイラストマップを見せてくれて、館の外まで出てきてくださって丁寧に教えてくださいました。

生涯学習センターを中心として、3方向…北、東、南、の各方向へ探しに走ったのですが、C58 33号機が展示されていたのは、西の方角、住宅地の中の他に何も無い広場でありました。

観光案内センターの係りの方、生涯学習センターの守衛さん…本当に親切に教えてくださってありがとうございました。
っていうか…それくらい自力で見つけろよ!ってことですね。



展示は片支持のプレハブっぽい屋根付きですが、片側は支柱が無いわけですから、観察や写真撮影にはありがたいです。
ヘッドライトのレンズは割れてしまっていて、痛々しいですが赤いペイントのナンバー・プレートが誇らしげに掲げられています。

私のような初心者には、D51とかC57といったスター蒸気が真っ先、興味の対象になりますが、こうして北海道の静態保存機を見て歩いていると、C58という蒸気も意外と数多く保存されていることに気が付きました。

なんと言っても、本日は2台目のC58であります。



大好きな連結装置とスノー・プラウ…ホントはもっと近くでジロジロ観察したかったのですが、周りに柵があるのでこれ以上は近付けませんでした。




JNRのロゴが描かれたデフ…これまで見てきたC58とは異なり、C57とかでよく見られる「門デフ」が装着されています。








モーション・プレートやクロス・ヘッドは黒くペイントされています。
主連棒とかのこの色のペイントですが、ちょっと違和感を覚えます。




動輪はC57の超巨大な動輪と比較すると、ごく「普通」の大きさで1520mmです。







密閉式のキャビン左側のドアーはなぜか開いています。
ちょっと中を覗いてみたかったのですが、柵を乗り越えていくのも大人気ないので止めました…

それにしても、キャビンの窓に装着された「餅網」みたいなガードは何でしょうね?
本来は無いはずのものだと思います。







テンダー部のライトもレンズが割れてしまっています。
午前中に見てきた C58 82号機のライトに装着されていた「網」は、こうならないための予防策だったのかも知れませんね。



キャビン右側のドアーはしっかり閉まっていて「餅網」がさらに強調されて物々しい雰囲気になっています。





D51とかだと給水ポンプの上部を山形にランボードが連続していますが、C58だと給水ポンプを挟んでランボードがバッサリと二分されています。





北海道に静態保存されているC58型蒸気機関車 全部見て回ったと思っていたら、C58 106号機をスルーしていました。

理由は9月10日編のブログで書くことにします。
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