Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

雨煙別駅跡 深名線 9月1日 2016年

2017-03-28 | Weblog
雨煙別とはいつもの北海道新聞社刊「北海道 地名 分類 字典」によりますと…

雨煙別(うえんべつ、空知・幌加内町の字、川、駅名)ウエン uen・ペツ pet=悪い・川 と説明されています。

なんとも素敵な響きの地名ですが、勿論語源はアイヌ語でそれに漢字を当てています。

雨煙別駅跡は国道から少し外れた場所にあります。

駅入り口にある農業倉庫は、昨年訪れた時より整備されたような気がします。

入り口のシャッターもきっちり閉められています。

2015年雨煙別駅跡の記事はこちらから。



雨煙別駅跡周囲は、携帯不感地帯…いわゆる“圏外”であります。

国土交通省のカラー空中写真を見ますと、「よくここに駅を作ったなぁ~」と思うほどの場所であります。

しかも開業当初から一般駅として営業、なんと列車交換可能な駅であったようです。

いったいここでどのような産業が営まれていたのでしょうか…

今はその面影は全く感じられません。



駅跡への導入路を進みます。

昨年は画面中央に立ちふさがる草薮に阻まれて?その先には進めませんでした。

「やる気スイッチ」が見付からなかったとか、気力がなかっただけとも言えますが…

東北地方風土病として恐れられる「ツツガムシ病」

昔読んだマンガ「釣りキチ 三平」に登場しビビリまくった記憶があります。

長袖、長ズボン、首にタオル は、藪漕ぎの基本中の基本です。(*一応、虫除けスプレーも気休めにやっていますが…)

北海道でも「ダニ媒介脳炎」による死亡例が報告されていて、用心深いオジサンは草薮には極力近寄らないようにしています。



草薮を越えると広いスペースが広がります。



さらに進んでみます。

ペイントされたような方形のコンクリートがあります。

駅舎入り口の敷石かな?などと想像します。



何となく路盤が延びているように見えます。

こちらが深川方面になります。



そしてこちらが、名寄方面となります。



そして同じ場所から振り返って駅導入路方面を見ます。

これまでの写真でお分かりのように、草薮を抜けて駅前のスペースに立ち竦んで殆ど動いていないのがお分かりだと思います。

よくよく「草薮ビビリー」なんですね。



草薮を抜けて見たものは、“路盤らしきもの”“敷石らしきもの”以外には何も発見することは出来ませんでした。

廃線・廃駅初心者のオジサンとしてはこの程度で仕方ないでしょう。

無事にオデ君が待つ農業倉庫前まで戻りました。

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