Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

旧標津線 根室標津駅 転車台 9月2日 2017年

2018-07-04 | Weblog
標津町に訪れた目的は…転車台を観賞することです。

根室標津駅跡は標津町の「みどころ30選」に選定されたようです。

2014年標津町 転車台の記事はこちらから。



転車台入り口にはこのような立派な案内プレートが設置されました。



この…社というのでしょうか、以前にはなかったものです。



C11 224 のプレートが取り付けられた蒸機のレプリカのようです。

よく見ると空き缶などを利用して製作されたようです。



転車台はとても良いコンディションを保っています。



周りの除草作業も行き届き、鉄道公園としての風格が増してきました。






転車台から蒸機の方を見ます。

C11 224号機がこちらの転車台に移転されたことにより、転車台、蒸機双方があるべき環境に落ち着きました。

こんなに近くから観賞できる転車台はそう多くはないと思います。

2014年 標津町ホールでのC11 224号機の記事はこちらから。



転車台や蒸機を夢中で撮影しているとツナギの男性が話しかけてきました。

その出で立ちから公園整備の職人さんかな?と思ったのですが、「標津転車台」保存会の方でした。

転車台や蒸機の整備にまつわる苦労話をいろいろと聞かせていただきました。

蒸機の専門知識を持つ方からレールファンまで様々な方々が整備作業にボランティアで駆けつけてくれたそうです。

この方も蒸機の専門家ではないそうです。



そうした保存会有志やボランティアの方々のお陰で見事に蘇った C11 224号機

ボイラーを再生するのは大変な費用が掛かるので、空気圧か電動など他の動力を利用して動かす試みを模索しているそうです。

*転車台保存会のフェースブックを拝見すると、いま蒸機は転車台上に展示されているようです。



初めての対面ではありませんが、一応一回り観賞します。

C11 224号機 彼に会うのはこれで3回目となります。

2014年 標津町ホールの C11 224号機の記事はこちらから。



素人のボランティアの方々も加わってペイント作業を行ったそうですが、なかなか立派な仕上がりです。



C11 蒸機は、身近な乗り物の乗用車などに比べればはるかに巨体ではありますが、C62 などの巨大テンダー蒸機に比べれば コンパクトな軽自動車みたいなものですね。





キャブの中は見ることは出来ませんでしたがきっと綺麗に仕上げられていることでしょう。



なかなか凛々しい姿に仕上がりました。



C11型の説明パネル。

標津町ホールに展示されていたときにはこうした展示はありませんでした。





標津町指定文化財 標津駅転車台 の説明パネル。

この転車台に初めて訪れた時には夏草に覆われてこのまま自然に還ってしまうのかと思いました。

しかし、転車台保存会の皆様の活動により、見違えるように綺麗に整備が進みさらに鉄道公園として標津線の歴史を伝えてゆくことでしょう。

次に訪れる時が楽しみです。



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