Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

59611  柏林公園 大樹町役場 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-07 | Weblog
柏林公園に静態保存・展示されている「59611号機」を鑑賞に訪れました。

59611号機は「蒸機にだけ夢中」な頃に鑑賞に訪れています。

2012年 59611号機の記事はこちらから。



向こうに見える建物が「大樹町役場」です。

前回はその役場の駐車場にオデ君を駐車させて頂きましたが、今回は柏林公園の駐車スペースに止めさせていただいています。



早速カメラを携えて蒸機を鑑賞します。

初めて対面する蒸機ではありませんので、結構サクサクと撮影を進めます。

いつもの作法通り、「公式側」から見て行きます。

“96”の特徴は、ペタンと押しつぶされたような「蒸機ドーム」の形状です。



キャブの入り口は南京錠で施錠されています。



蒸機の横には96のスペックと履歴を記したプレートが展示されています。



テンダーの姿です。

大正の蒸機は「リベット留め」で製作されているので、それがアクセントとなり、退屈に見えがちなテンダーを立体的な造形に魅せています。





キャブの屋根は延長されているみたいです。





主連棒やクロスヘッドなど綺麗にペイントされています。



北海道で活躍した蒸機らしく「スノープラウ」が装備されています。



ここは9600形や8620形など大正の蒸機の特徴である「板台枠」を見ることが出来ます。

台枠は25mmの圧延鋼板から作られ、自動車の梯子形フレームと良く似た形状をしています。

ここからは、その25mmの鋼板をしっかりと見ることが出来ます。

しかし構造的に強度不足の面があり、D51やC57など近代蒸気は「棒台枠」と呼ばれる台枠が使われるようになりました。

別に“棒材”で製作されているわけではなく、動輪の間から見える部分が「棒」のように見えるからなのだそうですが…実際、そこから自身の目で見たことが無いので今ひとつ説得力はありません。



「59611号機」は芝生の美しい柏林公園の一画にこうして保存・展示されています。

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