千畳敷コースを歩きます。
昨日まで台風の影響で雨降りの天気でした。
函館山のロープウェーも強風のため運休でした。
雨は上がりましたが空は鉛色です。
結果的には、その天気のお陰であまり汗をかかずに登山道を歩くことができました。
カーブミラーが残っています。
かつてはクルマが通行していた証ですね。
妙に可愛いデザインで目を惹かれました。
ヒマワリみたい。
こんなデザインの見たことありませんでしたから…
ガードレール…
現状を見ると、ここに突き刺さったクルマがあったということですね。
所々水溜りが残っています。
かなり広範囲に広がる水溜りもあって、ウォーキング・シューズのオジサンは歩行が難渋しました。
御殿山砲台跡から歩くこと約30分…千畳敷砲台跡まではもうすぐです。
クマが出ないか…ちょっと心細かったですが。
ここにも「函館山33観音」の案内プレートがあります。
千畳敷砲台跡に到着です。
ここはまさに「跡」であって、当時を偲ばせる遺構らしきものはなく、ただ広い草地が広がるだけです。
東屋と水道もあり、快適に休憩を取ることができます。
振り返ると右手に函館山ロープウェー駅が見えます。
これからが「千畳敷砲台跡」のハイライトとなります。
タモリさんの番組でもここは紹介されていなかったと思います。
目の前に見える小高い丘?に向います。
獣道のような細い道を「はぁはぁ~」いいながら登ります。
危険動物がいないか、ビビリながら…です。
途中、こんなものを発見!
多分、これは戦時中のものではないかと想像します。
意味は解りません。
ようやく、「頂上?」に到着しました。
先程よりも視程がよく、ロープウェー駅が近くに見えます。
あそこから歩いてきたのですね~
右端にはゴンドラも確認できます。
先に函館市観光コンベンション部 発行の「函館要塞散策マップ」に掲載されているイラストを載せておきます。
千畳敷砲台のレイアウトがとても良くわかるように描かれていて参考になります。
もったいぶりましたが、いよいよ「千畳敷戦闘指令所見張所」へ向かいます。
見えてきたのは見張り所。
ここに「測距儀」を設置して敵艦隊の位置を観測したのでしょう。
陸軍では「測距儀」のことを「測遠機」と呼称していたそうです。
兵器の名称も海軍と陸軍とではそれぞれ異なっていたようです。
どこの国の軍隊も海と陸とではあまり仲が良くないようですね。
「うわぁ~」
なんだか予想以上の臨場感です。
千畳敷砲台跡とか記されますが、ここは“跡”なんかではありませんね。
ドキドキします。
階段を降ります。
左右に小さな明かり取りの窓が並びます。
*雨の日はざぁ~ざぁ~雨水が入ってきそうです。
こんな素通しの窓?です。
やはり明かり取りの用途なのでしょうか?
さらにその先に階段があり、一段低くなったところの三方向に入り口アーチがあります。
正面の入り口に入ってみます。
入り口正面には注意喚起の立て札があります。
何て書いてあると思いますか?
それは後ほど…
中は外に通じる通路があるだけでした。
もう一方の入り口から中に入ります。
先程の「明り取り」まどから外の光が射し込んで、荘厳な雰囲気を醸しています。
左側は「電話室」だそうです。
左右両翼に4室づつ8室があります。
観測した情報を電話で指揮所へ伝えていたのでしょうね。
使われた電話というのは「ゴウア式電話器」というのが使われていたそうです。
*先の「函館要塞跡散策マップ」に説明されていました。
*これもオジサンの勝手な推測ですが…“ゴウワ式”というのは、【フレデリック・A・ガワー (Frederic A. Gower) が考案した「ガワーベル電話機」(1887年(明治20年)に日本に最初に輸入された電話機)】のことではないでしょうか?
年代的にも近そうな気がします。
こちらは、先の通路を出たところです。
何もありません!
落ち着いてレンガ積みを観賞します。
階段に向かって右側の入り口。
レンガ積みは「イギリス積み」で積まれていますね。
これを見て「おや?」と思いました。
資料(函館要塞跡散策マップ)では、「明治新政府がフランスから招聘した軍事顧問団が参画し、明治30年には築造事務所が設置され道路工事等を開始」と記されています。
フランスの軍事顧問団から要塞の築造技術についての教えを請うた…ってことは、レンガ積みは「フランス積み」じゃないのかなぁ?なんて思ったわけです。
階段に向かって左側の入り口。
正面の入り口。
さて…立て札には何が書かれていたのでしょう…気になりますよね。
何と!「野生動物にえさをやらないで下さい。」と書かれていました。
「野生動物! まさか、クマじゃないですよね!」
気の小さいオジサンはもう“ビビリー・モード”です!
たっぷりと函館山要塞跡を堪能し、散策してきた函館山を改めて眺めます。
正面に見えるブラウンの建物は、「ウイニングホテル」
その前に見える白い小さな建物は「金森バカラ美術館跡」です。
お気に入りの物件でしたが数年前に閉館となってしまいました。
左寄りに見えている道幅の広い坂道が「八幡坂」です。
山の頂上は…函館山ロープウェー駅であります。
夜になるとライトアップされ、山頂で光り輝いています。
さて…本日の宿泊は「五稜郭地区」のホテルであります。
函館駅前のルートインホテルに予約が入らなかったためです。
五稜郭付近のホテルは駐車場がこじんまりしているのであまり好みではなかったのですが…
居酒屋に徒歩2~3分でいけるのが美点であります。
お約束の生ビールは「サッポロ」であります。
よく歩いたので、ビールの美味しいこと!
ここの居酒屋さんで特筆ものの料理…「岩のり」のおにぎりです。
これ美味しいです!
おにぎりの概念が変わりますよ。*見てくれは良くないですけれど…
函館に行かれたら、「イカ太郎」チェーンでぜひ召し上がってみてください。
お疲れ様でした。
昨日まで台風の影響で雨降りの天気でした。
函館山のロープウェーも強風のため運休でした。
雨は上がりましたが空は鉛色です。
結果的には、その天気のお陰であまり汗をかかずに登山道を歩くことができました。
カーブミラーが残っています。
かつてはクルマが通行していた証ですね。
妙に可愛いデザインで目を惹かれました。
ヒマワリみたい。
こんなデザインの見たことありませんでしたから…
ガードレール…
現状を見ると、ここに突き刺さったクルマがあったということですね。
所々水溜りが残っています。
かなり広範囲に広がる水溜りもあって、ウォーキング・シューズのオジサンは歩行が難渋しました。
御殿山砲台跡から歩くこと約30分…千畳敷砲台跡まではもうすぐです。
クマが出ないか…ちょっと心細かったですが。
ここにも「函館山33観音」の案内プレートがあります。
千畳敷砲台跡に到着です。
ここはまさに「跡」であって、当時を偲ばせる遺構らしきものはなく、ただ広い草地が広がるだけです。
東屋と水道もあり、快適に休憩を取ることができます。
振り返ると右手に函館山ロープウェー駅が見えます。
これからが「千畳敷砲台跡」のハイライトとなります。
タモリさんの番組でもここは紹介されていなかったと思います。
目の前に見える小高い丘?に向います。
獣道のような細い道を「はぁはぁ~」いいながら登ります。
危険動物がいないか、ビビリながら…です。
途中、こんなものを発見!
多分、これは戦時中のものではないかと想像します。
意味は解りません。
ようやく、「頂上?」に到着しました。
先程よりも視程がよく、ロープウェー駅が近くに見えます。
あそこから歩いてきたのですね~
右端にはゴンドラも確認できます。
先に函館市観光コンベンション部 発行の「函館要塞散策マップ」に掲載されているイラストを載せておきます。
千畳敷砲台のレイアウトがとても良くわかるように描かれていて参考になります。
もったいぶりましたが、いよいよ「千畳敷戦闘指令所見張所」へ向かいます。
見えてきたのは見張り所。
ここに「測距儀」を設置して敵艦隊の位置を観測したのでしょう。
陸軍では「測距儀」のことを「測遠機」と呼称していたそうです。
兵器の名称も海軍と陸軍とではそれぞれ異なっていたようです。
どこの国の軍隊も海と陸とではあまり仲が良くないようですね。
「うわぁ~」
なんだか予想以上の臨場感です。
千畳敷砲台跡とか記されますが、ここは“跡”なんかではありませんね。
ドキドキします。
階段を降ります。
左右に小さな明かり取りの窓が並びます。
*雨の日はざぁ~ざぁ~雨水が入ってきそうです。
こんな素通しの窓?です。
やはり明かり取りの用途なのでしょうか?
さらにその先に階段があり、一段低くなったところの三方向に入り口アーチがあります。
正面の入り口に入ってみます。
入り口正面には注意喚起の立て札があります。
何て書いてあると思いますか?
それは後ほど…
中は外に通じる通路があるだけでした。
もう一方の入り口から中に入ります。
先程の「明り取り」まどから外の光が射し込んで、荘厳な雰囲気を醸しています。
左側は「電話室」だそうです。
左右両翼に4室づつ8室があります。
観測した情報を電話で指揮所へ伝えていたのでしょうね。
使われた電話というのは「ゴウア式電話器」というのが使われていたそうです。
*先の「函館要塞跡散策マップ」に説明されていました。
*これもオジサンの勝手な推測ですが…“ゴウワ式”というのは、【フレデリック・A・ガワー (Frederic A. Gower) が考案した「ガワーベル電話機」(1887年(明治20年)に日本に最初に輸入された電話機)】のことではないでしょうか?
年代的にも近そうな気がします。
こちらは、先の通路を出たところです。
何もありません!
落ち着いてレンガ積みを観賞します。
階段に向かって右側の入り口。
レンガ積みは「イギリス積み」で積まれていますね。
これを見て「おや?」と思いました。
資料(函館要塞跡散策マップ)では、「明治新政府がフランスから招聘した軍事顧問団が参画し、明治30年には築造事務所が設置され道路工事等を開始」と記されています。
フランスの軍事顧問団から要塞の築造技術についての教えを請うた…ってことは、レンガ積みは「フランス積み」じゃないのかなぁ?なんて思ったわけです。
階段に向かって左側の入り口。
正面の入り口。
さて…立て札には何が書かれていたのでしょう…気になりますよね。
何と!「野生動物にえさをやらないで下さい。」と書かれていました。
「野生動物! まさか、クマじゃないですよね!」
気の小さいオジサンはもう“ビビリー・モード”です!
たっぷりと函館山要塞跡を堪能し、散策してきた函館山を改めて眺めます。
正面に見えるブラウンの建物は、「ウイニングホテル」
その前に見える白い小さな建物は「金森バカラ美術館跡」です。
お気に入りの物件でしたが数年前に閉館となってしまいました。
左寄りに見えている道幅の広い坂道が「八幡坂」です。
山の頂上は…函館山ロープウェー駅であります。
夜になるとライトアップされ、山頂で光り輝いています。
さて…本日の宿泊は「五稜郭地区」のホテルであります。
函館駅前のルートインホテルに予約が入らなかったためです。
五稜郭付近のホテルは駐車場がこじんまりしているのであまり好みではなかったのですが…
居酒屋に徒歩2~3分でいけるのが美点であります。
お約束の生ビールは「サッポロ」であります。
よく歩いたので、ビールの美味しいこと!
ここの居酒屋さんで特筆ものの料理…「岩のり」のおにぎりです。
これ美味しいです!
おにぎりの概念が変わりますよ。*見てくれは良くないですけれど…
函館に行かれたら、「イカ太郎」チェーンでぜひ召し上がってみてください。
お疲れ様でした。