2020/1/11放送
世の光の時間です。羽鳥頼和です。
私たちの語ることばが人を傷つけることがあります。今は意見・立場の違う人を誹謗中傷することがインターネットを使って簡単にできます。ヘイトスピーチということばは誰もが聞いたことのある身近な言葉となってしまいました。そもそも昔から噂話・悪口はやむことがありません。新約聖書の時代も現代とあまり変わらなかったのでしょう。新約聖書のエペソ人への手紙4章29節でこのように語られています。
「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。むしろ、必要なときに、人の成長に役立つことばを語り、聞く人に恵みを与えなさい。」
確かに、人の成長に役立つことばを語る方がいいのです。でもついつい悪いことばを口にしてしまうのが私たちです。エペソ人への手紙はそのような私たちに、
「主にあって厳かに勧めます。あなたがたはもはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。」(エペソ人への手紙4章17節)と勧めています。
更に、「無慈悲、憤り、怒り、怒号、ののしりなどを、一切の悪意とともに、すべて捨て去りなさい。」(エペソ人への手紙4章31節)と勧めています。
これは理想論のように思えます。人は良いと思ってもそうすることは難しいのです。聖書はそのことを十分知った上で語っています。
「互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。神も、キリストにおいてあなたがたを赦してくださったのです。」(エペソ人への手紙4章32節)
なかなか人に親切にしたりやさしい心で赦すことができない私たちは、神に赦されていることを思い出さなければなりません。神はキリストの十字架の身代わりの死によって私たちの罪を赦してくださったのです。神の愛によって救われた私たちは、同じように神を愛しそして人を愛する者となるべきです。独り子を与えてくださった神の愛を忘れないでいましょう。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。
それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
新約聖書ヨハネの福音書3章16節
(PBA制作「世の光」 2020.1.11放送でのお話より )
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