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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■エルサレム会議(その一)/ 板倉邦雄

2020年02月18日 | Weblog

2020/1/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
  今日は「エルサレム会議(その一)」ということでお話ししましょう。
 使徒の働き15章に入ります。

 さて、エルサレム教会のある人たちがユダヤからシリヤのアンティオキヤ教会へ下ってきました。そしてアンティオキヤ教会の信徒たちをつかまえては、「あなたがた(※異邦人クリスチャン)も旧約聖書のモーセの律法に従って割礼を受けなければ救われない。水の洗礼だけではだめなのだ。」と説得していました。割礼とはユダヤ人のすべての男性が受ける儀式のことです。

 そこでパウロやバルナバとエルサレム教会の人々の間で激論となりました。少なからぬ紛糾と論争が生じたのです。パウロとバルナバは、イエス様を信じて洗礼・バプテスマを受ける者は誰でも救われる、と主張したのはもちろんです。そこで両者が平行線をたどり、らちがあきませんでした。そこでアンティオキヤ教会はパウロとバルナバその他数人の長老たちがエルサレムに上ることになりました。エルサレム教会にいる使徒ペテロやヤコブ、ヨハネたちやエルサレム教会の長老たちと、異邦人が---外国人のことですが---割礼を受けるか受けないかという問題について協議し、決着と神のお心を求めるためでした。パウロとバルナバ、アンティオキヤ教会の代表の長老たちは教会の信徒たちに見送られてサマリヤを通ってサマリア教会を訪ね、異邦人たちの改宗の様子を詳しく説明すると、全ての兄弟姉妹たちは大いに喜び、主をほめたたえました。サマリア教会はかつて執事のピリポが開拓した教会でしたね。そしてエルサレム教会へ着くと、パウロとバルナバそしてアンティオキヤ教会の長老たちは、教会の信徒たちまた使徒のペテロ、ヤコブ、ヨハネたち、エルサレムの長老たちに迎えられました。そしてエルサレム教会でも神様がパウロとバルナバと共にいて働きをなされたことをことごとく報告したのです。

 ところが厳格なユダヤ教のパリサイ派からキリストへの信仰に入信した人々が立ち上がり、「異邦人にも割礼を施し、またモーセの律法を守らせるべきだ!」と主張したのです。 つづく。

  (PBA制作「世の光」2020.1.7放送でのお話より ) 

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