世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。
今日の世の光は、まず皆様からのお便りの紹介です。
栃木県佐野市にお住まいの ながせさんから戴きました。
・・・私の歳は69歳。24歳の頃から世の光、聴いていますから、世の光はもう45年くらいになりますか。月1回のミサに出席できるだけなので、私にとって世の光の放送は本当に光です。いつまでもお元気で放送を続けてください。・・・
えー、このお便りは名古屋から回送されて、やっと手元に届きました。この放送を名古屋の放送局からお聴きくださったのでしょうか。お便りありがとうございました。
さあ、今日の福音の四季のメッセージは旧約聖書、雅歌2章1節。
「私はシャロンのサフラン、谷のゆりの花。」
ここで主御自身を美しい花に例えた珍しい箇所ですね。人は花を愛し、花も人の心を惹き付けます。花は実に様々です。
東京の明治神宮外苑でしたか、そこの菖蒲苑には150種類も菖蒲があるそうですが、世界中の花の数など数えきれないほどでしょう。東京ドームいっぱいに、世界蘭展がありましたが圧倒されました。
PBAで出版した小さな本、『野の花のように』という本は花の絵の名手の書いた野の花、女流書道家の筆になる詩篇のことば、そしてその詩篇のことばに私が解説をつけました。小冊子ですから扱いやすいのでしょうか、5万以上も売れたということです。
私も花が大好きです。花は造り主を教えてくれます。花は信仰を語ります。花は栄枯盛衰を示し、花はものを言わぬものなのに真理を明らかに教えます。それなのに世の人々はあだ花や毒花を追い求め慕うことがあります。どうして美しい野の花を見ないのでしょうか。
「きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。」(マタイの福音書 6章30節)
聖書のことば
「私はシャロンのサフラン、谷のゆりの花。」
旧約聖書、雅歌2章1節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2007.06.20放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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