世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
ま、キリスト教会の歴史を見ますと、教会が誕生するとすぐに迫害が始まりました。その迫害は、大変激しいものでした。二世紀、三世紀と迫害は続いていきました。クリスチャンたちは公に礼拝することができず、地下に縦穴を掘り、横穴を掘り、そこで礼拝を持ち、イエス・キリストの与える天の希望を持って進んでいきました。しかし激しい激しい迫害にも関わらず、ローマ政府はクリスチャンたちから永遠の天の希望を奪い取ることはできませんでした。何と驚くべき事に4世紀の始めには、あの大迫害が続いたにも関わらず、クリスチャン人口は全人口の10パーセント以上になったと言われるんです。
さて、聖書の中に教会がどのように進展していったかが書かれていますが、ある時、ペテロとヨハネが足の不自由な人を癒したことをきっかけに騒ぎになり、ついには逮捕され、議会に引き出されるということが起こりました。ペテロとヨハネの前には当時の指導者・宗教家・長老たちがいました。ま、エリートたちですよね。一方、ペテロもヨハネも無学な普通の人です。
以前なら目の前にいる人々の名前や経歴を聞いただけで恐れてしまうような者たちでした。考えてみれば、ほんのしばらく前、イエス様が逮捕された時、みんな恐れをなして逃げてしまい、ペテロなどは三度も「俺はイエスを知らない」と否定することまでしてしまった男ですよね。
でも今は違うんです。恐れ、とまどう以前の彼らではありませんでした。自信に満ち溢れた姿がそこにはありました。彼らはこの世において誇ることのできる財産も名誉も地位も名声も何一つ持っていませんでした。でも彼らは大胆に「私たちを見なさい」ということのできる人生へと変えられていったんです。
一体彼らの中に何を見て欲しかったのでしょう。ペテロたちは決して自分たちの業績を語った訳ではありません。自分たちがいかに優れた者かをアピールした訳でもありません。ただ単純に、そして大胆に、居並ぶ当時の議会の指導者たちの前で、「あなたがたが十字架につけたイエス・キリストは三日目によみがえられたのです。そしてこの方以外には誰によっても救いはありません」(使徒の働き4章10節〜12節を参照)と断言したんです。
ペテロもヨハネも普通の人でした。恐れやすく気が短く出たがりの男でした。でも今、自分の人生を変えてくださった方、よみがえられたイエス・キリストを大胆に宣べ伝えているんです。なぜなら、この方こそまことの救い主だからです。そしてこのイエス様はあなたの人生の救い主でもあるのです。
( PBA制作「世の光」2007.06.12放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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