世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
今日は、最初に聖書のことばを紹介しましょう。
使徒の働き4章12節 「この方--イエス・キリスト--以外には、だれによっても救いはありません。」
ある人は、こういう聖書のことばを聞くと、何て排他的なことばなんだろうと考えます。こんな句がありますよね。「分け登るふもとの道は多けれど、同じ高嶺の月を見るかな」 ・・・そ、宗教は入口は違うけれど、しょせん行き着く所はみな同じ・・・。そういう風に考える人はたくさんいます。
しばらく前になりますが、ある方が、私のところにきてこう言いました。「関根さんね、教会にあまり人が来ないのは、あんたの説教に問題があるんですよ。大体イエス様以外に救いはないなんていうから人が来ないんですよ。」ま、そのように助言してくれました。もちろんその方も、一度しか教会に来られませんでしたが。
しかし、聖書の説教というのは、私の意見とか感情ではなくて、聖書がそう語っているから私はそう語るんですねえ。聖書は、天下にこの方以外に救いはないと宣言します。この事実を変更する事はできないのだと聖書自身が証言しているんです。社会的には定められた法律がありますねえ。たとえば信号無視なら罰金1万円。しかしこれでは高いから法律を改正しよう、2千円に改正しよう。これはできることです。
でも変えることのできないものもあるんです。自然の法則はどうでしょう。例えば、引力の法則。物体は引力の法則によって全て下に落ちますよね。これを変えるために国会で決議してこれからは毎日朝の9時から1時間、引力の法則を止めます! 満場一致で決めたとしましょう。さて、あなたは次の朝屋上から、引力の法則がなくなくったので飛び下りようとしますか? だれも飛び下りる事なんかしませんよ。この世界には固有の自然法則があります。これは人間の決議や同意で変えられないものです。
同じように固有の霊的な法則があるんですね。天下にこの方以外に救いがないという事は、投票や気分や情熱で私たちが勝手にその事実を変更することができないということなんです。イエス・キリストがあなたに与えることのできる救いは、イエス・キリスト以外には与えることができないと聖書は言います。
他の人では与えることのできない救いとは一体何でしょうか。それはあなたの心の罪を赦し、神様に対して親しくお父さんと呼ぶことのできるものとし、永遠の天国に至るまで変わることのないいのちを与えるという、こういう救いです。イエス様は求める者にこの永遠の救いを与えて下さる唯一の方なのです。
( PBA制作「世の光」2007.06.05放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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