百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

加東で仕事 風評被害を煽る中国の措置

2023年08月26日 04時25分57秒 | 日記
 25日(金)、昨夜、日が変わってから就寝したのに、起床はいつもより少し遅いだけだった。
 今日は一日加東で仕事をした。まず、地元の県営住宅の居住者の方からの相談。さっそく事情を聞いて、県の担当部署に対応を要望。次に9月に加東市で開催される空手道大会の冊子掲載の挨拶原稿の作成。続いて、社高校創立110周年記念誌の原稿も仕上げ、メールで送った。学校では、記念事業の一つ、優勝旗やカップなどの陳列棚が完成し、その設置作業が行われたようだ。立ち会った同窓会役員さんから連絡があった。
 午後、兵庫教育大学構内の書店へ。月刊誌を購入した。高校時代の同級生に偶然出会った。教員を退職後、大学の図書館で勉強を続けているとか。大学のある嬉野台地は今日も強い日射しが照りつけていたが、ホイツク(ツクツクボウシ)の鳴き声や木々の葉っぱの色も変わり始めて秋の気配を感じるようになった。店員さんとは高校野球の話になり、頭髪や指導方法の変化など、時代が変わりつつあるんだなという点で話が合った。
 福島第一原発の処理水の海洋放出の開始に合わせて、中国が日本の水産物の輸入禁止に踏み切った。さらに水産加工品も対象に加えた。世界の国々の中で、このような措置をとっているのは中国だけだ。中国国内では、塩を買い求める人々で買いだめが起きている。処理水を「核汚染水」といい、恐怖を煽り、自国民から人気の日本の水産物や加工品を奪ってしまった。コロナ感染時の都市封鎖を思い出させる。日本政府は科学的根拠もなく、こうした措置をとったことに対して強く抗議をした。当然のことだ。中国は台湾産のマンゴーの輸入を突然禁止したことでも話題になった。貿易を政治的手段として使うのは中国の常套手段だ。今日のトリチウムの数値はモニタリング調査でも基準以下だった。フランスはじめ欧米は問題にしていない。当の中国も、韓国やアメリカ、そして、フランスなどの国々もトリチウムを含んだ処理水を海洋放出しているが、発表された数値を見比べると日本の数値が一番低い。中国の今回の措置は、日本の水産物が汚染されている、日本が世界を核汚染の恐怖に陥れているとの風評を煽っているとしか思えない。日本の報道機関は客観的、科学的な根拠にもとづく報道を心がけていくべきだ。処理水は科学的に環境にも健康にも問題がなく、日本人はその認識に立って、美味しい水産物を食べている映像を中国はじめ世界に見せていこう。それが、福島をはじめ、日本の漁業関係者を支援し、守っていくことにつながるはずだ。

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