藤田孝夫県議会議長就任を祝う会－但馬長寿の郷

　

　１２日（土）、今朝も歩いた。日の出前、清澄な気の満ちたいつものコースを歩く。忠魂碑、佐保神社、そして大師殿のパワースポット巡り。

　事務所に寄ってから但馬へ向けて出発。今日は藤田孝夫県議会議長の就任祝賀会が養父市の県立但馬長寿の郷で行われた。

　但馬の山々はまぶしい秋の陽光に照らされて赤や黄色に紅葉が光っていた。但馬長寿の郷には県関係者や地元支援者など約３００人が出席し、祝賀の会が盛大に開催された。オープニングは議長と交友のあるチェロ演奏家が出演。井戸知事はインドのモディ首相の来県で出席できなかったが、金澤副知事が祝辞を述べた。私も県議会を代表しお祝いを述べさせていただいた。国会議員では鴻池参議院議員が出席しお祝いの言葉を贈った。また、地元養父市の広瀬市長、豊岡市の中貝市長も祝辞を述べた。

　祝宴は郷の芝生広場で行われ、屋台で地元養父市、但馬の味覚を満喫させていただいた。広瀬市長にすすめられ、どぶろくをいただいた。地元の農業委員会の代表の方からはクマの被害についてのお話も聞かせていただいた。
　広瀬市長は県政を身近に引き寄せてくれた藤田議長を、そして、中貝市長は田舎の価値を一貫して発信している藤田議長を高く評価し、出席者全員が藤田議長のさらなる活躍を祈った。

　

　

兵庫・岡山・鳥取三県議会正副議長会議（鳥取市）

　

　１１日（金）、今朝も歩いた。昨夜の雨で道路も家並みも、そして田圃もきれいに洗われて清澄な空気が漂っていた。朝日が昇る前、いつもの忠魂碑、佐保神社、大師殿のコースを歩いた。そして、登校見守りに。今日も子供達は元気に登校していった。

　朝の時間に今朝も柿をとる。まだ雨に濡れているが、朝日を浴びて鮮やかな朱色に輝いていた。今朝とった柿は子供や孫に送ってやる分だ。
　事務所に出て、週末のスケジュール確認、事務処理をする。そして、１２時前には鳥取市に向けて出発。
　今日は午後２時から、鳥取市内のホテルで、平成２８年度兵庫・岡山・鳥取三県議会正副議長会議が開かれ、藤田議長と共に出席した。この三県議会正副議長会議は昭和６３年から、三県の連携を目的として行われてきた。
　今年の議題は、周遊観光、鳥獣被害対策等。各県の取り組み、課題を報告し合い、意見交換を行った。周遊観光では、鳥取県境港へのクルーズ船の訪日客を三県の内陸観光へ繋げられないか等について提案や意見交換が行われた。また、鳥獣被害対策では、捕獲シカの処理やクマ被害、カワウ対策などについて情報交換を行った。また、猟友会員の高齢化や若手の育成などについても課題を共有することができた。
　会議の前に藤田議長から鳥取県へ地震見舞金１０万円が贈呈された。これは県議会の議員醵出によるもの。
　鳥取自動車道を使うと、加東市から鳥取市までの所用時間は約１時間３０分。ずいぶん近くなった。風評被害で鳥取県の観光は大きな影響を受けている。隣県として、資材、人的な支援を行っているが、ぜひ、観光で鳥取県を訪れ支援をしていきたい。

中小企業団体兵庫県大会

　１０日（木）、朝歩く。今朝も曇っていて寒い。登校見守りにも立つ。子供の服装が完全に防寒スタイルになった。

　午前中に事務所、市内の関係者を回ってから県庁へ。さっそく当局から県税条例、神戸市との調整会議などのレクを受ける。
　午後、２時過ぎに市内のホテルで開催された第５８回中小企業団体兵庫県大会の表彰式に出席した。兵庫県知事表彰賞、会長表彰などの表彰が行われたあと、県議会を代表して祝辞を述べた。中小企業をめぐる経営環境は依然厳しい状況にあり、県としても中小企業振興条例を制定し、実効ある支援策を行っていることなどをお伝えした。

　ところで、米国大統領選挙の結果について世界の反応をＢＳニュースなどで視ていると、警戒や懸念を表す国、歓迎、祝福を表明する国などさまざまだった。米国や日本のメディアの予想は完全にはずれた。その理由について、「隠れトランプ」だの「世論調査の難しさ」などを挙げて言い訳していた。そこまで読むのがマスメディアのプロとしての仕事ではないのか、と思った。選挙は確かに開けてみなければ分からない。心配していた株の動きは、今日は今年最高の上げ幅だった。しかし、ここは冷静に新大統領の政策を見ながら、日本の立場をしっかり固めて対応をしていかなければならない。アメリカの現状、現実が大統領選挙を通じて見えてきた部分がある。よく分析してしっかり国民に伝えるのがメディアの大事な仕事だ。

１２月並みの寒気のなか、加東市で自衛消防競技大会

　

　

　９日（水）、朝歩く。忠魂碑、佐保神社、大師殿のいつものコース。一段と冷えて冬の朝のようだ。登校見守りに立つと、子供達の服装が冬バージョンになっていた。

　朝、事務所に出る前に自宅の庭の柿をとる。まだまだ生っている。
　事務所に出て、電話連絡や来客の対応をしながら、その合間に事務整理をする。昼頃には日が射しているのに雨が降ってきた。

　午後１時過ぎ、加東市上中の加東消防署へ。第２５回自衛消防競技大会に出席した。市内の事業所などからチームが出場し、消火器競技、屋内消火栓競技の部で競技を行った。婦人防火クラブも研修を兼ねて出場した。
　午前には寒風、昼には冷たい雨、午後は気温低下。条件は良くなかったが、出場チームの熱気が大会を盛り上げた。また、加東消防署員による訓練披露もその迅速かつ正確な行動にあらためて信頼感を高くした。
　ちなみに消火器の部は加東市役所、屋内消火栓の部は大西コルク工業所が優勝した。

　さて、インターネットでニュースを点検し続けた一日だった。午後４時３０分過ぎにトランプ候補の当選確実が出、５時前にはトランプ候補の勝利演説をテレビニュースで見た。これまでとは雰囲気の違う演説だった。
　予想が難しかった選挙だったが、朝から株は急落、円高が進むといった影響が出ていた。米国、日本のメディアの予想も大方はずれた。トランプ陣営の会場からは「ＵＳＡ、ＵＳＡ！」の合唱が聞こえてきた。

　夜は自民党加東市支部の幹事会だった。

県庁で－神戸商工会議所新会頭来訪

　８日（火）、朝歩く。曇ってはいるが、青空も見える。忠魂碑、佐保神社、大師殿のコース。登校見守りに立つ。通学班もいろいろ雰囲気があって、いつも楽しそうにしゃべりながら登校していく班がある。今日は、「おはようございます」を何度もくり返し言いながら通り過ぎると、「５回や」「６回やった」などとたわいもないことを言い合いながら笑っていた。「こんな通学班だと遠くても登校が楽しいやろな」と一緒に見守りに立っている方がつぶやいた。同感。

　登庁。今日は神戸商工会議所の新しい会頭、副会頭の訪問を受けた。新会頭の家次恒氏（シスメックス会長兼社長）から、神戸の活力再生への抱負を聞かせていただいた。神戸港開港１５０周年や兵庫県の１５０周年も話題にのぼった。
　この訪問前後に当局からの説明が続いた。窓外は一時激しい雨。昨日の秋晴れから一転気温も下がった。

　朝から福岡市で突然起きた道路の陥没事故。その映像は恐怖を感じるものだった。地下鉄工事が原因ではないかと伝えられていたが、道路は陥没することもある、ということを見せられた。
　今日はアメリカ大統領選挙が行われる日だ。トランプかクリントンか。いよいよ結果が出てくる。また今日は、加東市議会でも新議長が選出される日でもあった。こちらはすぐに情報が入った。藤尾潔議員が新議長に、磯貝邦夫議員が副議長に選出された。

　１１月８日はもう一つ忘れられない日でもある。昭和４７年１１月８日、早稲田大学文学部の学生、川口大三郎君が殺された日。この１１．８から大学は騒乱状態が続き、全国の左翼学生運動各派が集結して争った。講義は行われず、ヘルメットと角棒、鉄パイプ、機動隊の日々が続いた。大学とは、学問とは、人間とは、国家とは、近代とは、歴史とは、文化とは・・・事件をきっかけにそんな問題を真剣に考える日々が始まった。それ以後の人生の原点にもなった日でもある。１１．８。

議会運営委員会で１２月議会、議会改革などを協議

　７日（月）、朝から空はきれいに晴れわたり、６時３０分過ぎには素晴らしい日の出を見ることができた。
　今日は第７回ふじもと百男ゴルフコンペが加東市の高室池ゴルフ場で行われた。三草山麓、高室池辺りは木々も色づき始め、朝日を浴びていっそう輝いていた。
　参加者を出迎え、そのあと、県庁へ。今日は１２月議会の一ヶ月前議会運営委員会などが開かれた。

　登庁後、早速議会事務局から日程、会議などの報告、説明があった。午後、各会派代表者会議、議会運営委員会、関西広域連合連携協議会と会議が続いた。
　議会運営委員会では、１２月議会の提出予定議案、会期、代表・一般質の問割当などが決まった。続いて、議会改革についての協議が行われた。議員提案政策条例のルールづくり、政務活動費等について協議を行った。関西広域連合連携協議会では１１月臨時会、広域計画の改定についての説明、報告を受けた。

　ゴルフコンペには１３０名の方が参加され、秋晴れの下、プレイを楽しんでいただいた。

文化の香り高く、加東市文化連盟祭

　

　

　６日（日）、今日は加東市ふれあい球技大会が開かれ、グラウンドゴルフや家庭バレーボールなどの競技が市内各所で行われ、８時３０分から滝野体育センターでの開会式に出席した。
　９時３０分、滝野文化会館、滝野図書館、同公民館で開催された加東市文化連盟祭へ。ホールでは芸能発表会が行われ、開会式に引き続き、和太鼓、箏曲、歌謡などを鑑賞した。お茶席でお茶もいただいた。
　図書館や公民館での書道、絵画、写真、陶芸、そして生け花の展示も鑑賞。どの作品も素晴らしく、身近な方の作品も少なくなく、立ち止まっては見入ってしまった。
　事務所に戻り、午後は事務仕事。今日は予報とは違って曇り空に冷たい風が吹き、昼間には小雨もぱらついた。
　

加東で「ばかぢから」 西脇で北播磨ふるさとフェア

　

　　　　　　　　　　

　５日（日）、朝歩く。いつも歩く社の市街地は霧に包まれてきた。新池辺りでは対岸の関電タワーも霧の中に隠れてしまった。こういう日は天気がよい。
　朝の時間に庭の柿をとった。前にとったのは十日ほど前だったか。すっかり色づいて食べ頃になっている。

　事務所に寄ってから１０時過ぎにやしろショッピングパークＢｉｏへ。２０１６スポーツ祭「ばかぢから」－パワーリフティングデモンストレーション－が開催された。すでにオープニングの和太鼓「夢工房」さんの演奏が始まっていた。社高校生活科学科の生徒による菓子販売やからあげ屋さんの店も出ていた。代表の笹倉伯文さんはパワーリフティングによる地域活性化を地場産業や伝統産業、各種団体との連携で行っていきたいと、このスポーツイベントを企画している。
　今日は加東市パワーリフティング協会のメンバーが次々と試技を行い、日頃の練習の成果を披露するとともに各々の目標にチャレンジした。小学生から高校生、社会人など多彩で、３０キロから２２０キロまでそれぞれ挑戦していった。それにしても２００キロ超とは。特殊スーツなどを装着し、スクワットを行う。血管が切れないかと見ている側も思わず力んでしまう。
　笹倉氏をはじめ、メンバーの中には世界や日本の大会で優勝したり記録を持つ選手もいるので迫力満点だった。米の袋３０キロを持ち上げるのも大変なのに・・・。

　午後は西脇市民会館で開催された北播磨ふるさとフェスタへ。会館内には北播磨の各市町の加工グループなどが味噌、巻き寿司、桃ジャムなどを販売、また、県民交流ひろばの活動展示も行われており、加東市からは三草県民交流ひろばの方がコンクリート鉢による山野草の展示も行っておられた。
　オープニングは県立西脇高校生活情報科の女子生徒による播州織のファッションショー。播州織の特色を活かしながら、メンズシャツだけではなく、女性ファッションにも新分野を広げ、圧巻はウェディングドレスのショーだった。
　このふるさとフェスタでは、兵庫県自治賞、こうのとり賞、くすのき賞、のじぎく賞の表彰が行われた。加東市からも多くの方が受賞された。活動実践報告や講演なども行われた。地域創生はやはり住民協働の力が不可欠だ。

　夕方、再び柿を取る。犬の散歩に通りがかった教え子に柿を食べさせた。

加東事務所で お茶のペットボトルに恩師の俳句が

　４日（金）、朝ちょうど日の出前に歩く。よく晴れて放射冷却のためか空気が冷たく感じた。登校見守りに立つ。子供達は今日も元気に登校していった。
　
　今日は早めに事務所に出て、一日中事務作業に没頭した。午前、午後とも電話連絡や来客も多かったが、作業も捗った。また、後援会の役員さんや自民党支部の役員さんが行事の準備や打合せなどに来られた。
　　
　今日、東京では三笠宮さまの「斂葬の儀」が営まれた。国会ではＴＰＰ承認案が衆院特別委員会で可決された。また、韓国では朴大統領が謝罪会見を行った。

　小学校時代の恩師の俳句が伊藤園の第２６回真俳句に入賞し、おなじみの抹茶入りおーいお茶のラベルに印刷されています。先生が事務所にお越しになりいただいたものです。

　　お地蔵に一礼なして秋の道

　今、播州平野は刈り取りも終わり、そろそろ山の紅葉も始まって秋本番の好季節を迎えています。明るい秋の野道を歩いているとお地蔵さんと出会います。そっと一礼して挨拶をする。田舎道でのそんな心のゆとり、ゆったりした一時を感じます。思わず「おーいお茶」と言ってみたくなる・・・そこまで言わなくていいか。　

加東市沢部でコスモスまつり 憲法公布７０年に思う

　

　３日（木）は「文化の日」。「明治節」である。休日の歴史的由来を伝えるためには「明治の日」と改める方がよいと思う。朝、玄関に国旗を掲げて祝う。

　今日は「加東市の花コスモス」にちなみ、沢部地区でコスモスまつりが行われた。国道１７５号沿いに約３ヘクタールのコスモス畑が広がっている。１０時頃には、曇っていた空も明るく晴れ渡り、白、赤、桃色のコスモスの花が風に揺れて光っていた。
　畑が見渡せる田圃では、地区の皆さんがうどんやポン菓子、新米のおにぎりなどで接待を行い、訪れる人をもてなした。その時、コスモス畑の向こう側の竹藪辺りで火事が起こり、救急車や消防車、パトカーが出動するというハプニングも起きたが、すぐに鎮火した。

　午後、事務所で事務整理に没頭した。作業の手を休めて、憲法に関する記事を読む。
　１１月３日といえば、文化勲章のニュースが定番。しかし、今年は憲法記事が目立った。というのも昭和２１年１１月３日、明治節に日本国憲法が公布され、今年は７０年目にあたるからであろう。昭和２１年当時はもちろんわが国は占領下にあった。ＧＨＱによる間接統治が行われており、そうした占領下に憲法改正（法的には大日本帝国憲法の改正）が行われた。これはわが国の自発的なものではなく、ＧＨＱの強要で行われたことは誰でも知っている。占領政策と日本国憲法の制定過程をつぶさに調べれば、この憲法がＧＨＱによる日本弱体化（日本の歴史、伝統、文化に基づいた制度、政治・経済、軍事などを破壊する）政策の遂行の目的でつくられ、強要されたものであることがわかる。国の根幹となる憲法の由緒来歴は正しくなければならない。
　「押しつけられた憲法かもしれないが、内容は正しかった」という見解があるが、どんな小さな国の国民でもそんな憲法を誇らしく思うことはないだろう。また、１１月３日、５月３日といった憲法制定の節目の日には、憲法の制定過程をもう一度振り返って考える日にしたい。

　夜は知人の通夜式に参列した。

農政環境常任委員会の管外調査〈新潟、富山県〉

　

　

　



　１０月３１日（月）から１１月２日（水）の３日間、県議会農政環境常任委員会の管外調査で新潟県と富山県を訪れた。調査先と目的は以下の通り。

　１０月３１日：株式会社「欧州ぶどう栽培研究所」（新潟市）《農業と観光の連携について》、新潟県議会（新潟市）《①田んぼダム、②新資源管理制度、③６次産業化、の取組について》

　１１月１日：トキの森公園（佐渡市）《生物多様性の保全について》、株式会社「佐渡相田ライスファーミング（佐渡市）《自然との共生をめざす米作り－朱鷺と暮らす郷認証米生産者》、佐渡市議会（佐渡市）《世界農業遺産、朱鷺と暮らす郷認証米制度、地産地消推進の取組について》

　１１月２日：くろべ漁業協働組合（富山県黒部市）《魚の消費拡大、６次産業化の取組について》

　新潟市の海岸部、砂地の広大な畑にヨーロッパのようなブドウ畑が広がっていた。ワイン製造、レストラン、温泉施設があり、県内外がら訪れる人が多い。トキの森公園に向かう途中、数羽の野生のトキが田圃の上を舞う姿を見ることができた。公園でははるばる兵庫県但馬地方から訪れた団体に出会った。ゲージの中のトキをカラス越しだが間近に観察することもできた。その朱鷺の郷で米作りを展開する相田さん一家の取組みに感銘を受けた。佐渡市の世界農業遺産登録への取組みも大いに参考になった。くろべ漁協では、今年度の委員会特定テーマの漁業の活性化に参考となる、漁協による「魚の駅」の経営の取組を調査することができた。