3日(火)、午前8時すぎ、スカイマーク球場に「三草スポーツ少年団」の勇姿があった。平成22年度「あかふじ米・第23回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」の準決勝、決勝戦が行われる。神戸での会合の前に、球場に立つ三草ナインを激励したい思いで駆けつけた。
チームと一緒に一塁側のベンチに道具を運び込み、試合前の練習をみた。これまでスタンドから球場ををみることはあったが、ベンチからスタンドやフィールドをみるのは初めてだった。大人でも興奮しているのに、子どもたちはそのようには見えなかった。いつものように声を掛けて練習を始めた。この平常心が彼らをここまで連れてきたのだろう。
会合が終わりそうな昼前、携帯電話に準決勝を見事に勝ち抜き、決勝戦に進んだという連絡が入った。まさに快挙だ。監督さんは「ここまで連れてきてもらったと思っている。すごい子どもたちや」と話していたが、自分も中学の女子ソフトボール部の監督をしていた当時、よくそう思っていた。子どもを信じて全員全力でぶつかるしかないのだ。
結果は準優勝だった。しかし、みんなが子ども達に勇気と自信、誇りをもらったように思う。準優勝おめでとう!