百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

福田小学校学校オープンで、ネット見守り隊の研修

2010年10月21日 05時04分38秒 | インポート

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 20日(水)、加東市立福田小学校の学校オープンが行われた。2時間目、1年生から6年生まで、国語や算数、道徳、体育などの授業を参観した。算数の授業で100ますたし算に集中している子、 道徳の授業で大きくなったらなりたいものを元気よく発表している子、6年生の算数で変化する数の問題を一生懸命考える子など、意欲的に学習に取り組んでいる子ども達のようすを見ることができた。

 3,4時間目は、PTA主催の研修会が行われた。テーマは「ネット被害から子どもを守る」で、このほど加東市に立ち上げられた「加東市インターネット見守り隊」の事業に関わって、講師さんを招いての5,6年の児童と保護者、そして地域住民や関係者の合同勉強会だった。

 兵庫県青少年本部の助成を活用しての研修会で、ネット社会の被害から子どもを守ることを目的に、ネット社会の危険なしくみを知ることで、被害にあうことがないようにしようというものだ。前半は児童も一緒に、そして後半は大人だけの研修会という2部構成で、実例をもとにネット社会につながる裏社会のしくみを知ることができた。知っているようで、実はよく知らなかったことが多く、話が進んでいくほどに大人も子どもも危険にさらされている現状を知ることになった。

 占いサイト、ゲームサイトなどの無料検索サイトの裏に潜む巧妙なしくみ。子ども達の情報がネット上で取引され、やがて、出会い系などの危険な不審者が近づいてくる。保護者の口から、「おそろしいねえ」というささやきが聞こえてくる。

 加東市がいち早くこうしたネット社会の悪から子どもを守ろうとする動きを立ち上げたことを評価したい。校舎の玄関に掲げられた幟を市内各所に立てて啓発していく必要がある。


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