せめて浴衣は涼しげなものに

武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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　昨夕、駅の近くの本屋さんに行ったら、浴衣姿の女性をけっこう見かけました。花火大会に行くんだね。
　しかし、浴衣姿を見てますます暑苦しくなるってのはどうにも……。

　原色びっちりのデザインって、着てるほうは見えないからいいだろうけどさ、見せられるほうはくそあっつく感じちゃうのよねえ。
　そこのきれいなおねえさん、すそがすねの半ばになるくらいに着つけるのはやめたほうがいいんじゃないかい。ちっちゃい子が水遊びするために着てるんじゃないんだからさ。
　浴衣にブーツかあ。あなたは坂本龍馬子ちゃんかい。いいけど、暑くはないかね。えっ、履き慣れない下駄ですれちゃって水ぶくれをつくるよりましだって。それもそうだけどね。

　男性の浴衣姿もいいけど、いい年したおっちゃんがハイウエストで帯を結ぶのはやめてくんないかなあ。「坊やおとしはおいくつ？」なんて聞きたくなっちゃう。あら、足を長く見せたいからなの？！
　そこのすてきなお兄さん、帯が蝶々結びってのはあんまり粋な感じがしないんだけど。スタンダードに貝の口ぐらいでどうかねえ。えっ、彼女とおそろいにしたの、あ、そう。

　腹ん中でそんな問答をしながら眺めてました。やなババアでござんすとも。
　あーあ、去年も同じこと言ってたなあ。成長してないわたし、ふう。
　「近頃の若いもんは」と言い出すのも近いか？　もう言ってるのと同じだって？　やだねえ。

　今日も近場で花火大会。めいっぱい楽しんでね。