中浦和“ふうるふうる”のたらです。
近所のスーパーマーケット数軒で2か月以上前からサバの水煮缶のコーナーがからっぽになってて、たまに入荷されてもすぐなくなってた。サバ味噌缶やサバ味付缶はたくさんあるのに、なんで水煮缶はないのかなあと不思議に思っていたら、今日郵便受けに入っていたショッパーで疑問解消。
サバは痩せるホルモン(!?)GLP-1の分泌を促進するとテレビで報道されたのがきっかけです。GLP-1ホルモンは糖の吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑える働きや満腹中枢を刺激して食べすぎを抑える働きがあることから「サバ缶で痩せられるらしい」とまたたく間に広まりました。
ということらしい。でもさ、じゃあサバ味噌缶でもサバ味付缶でもいいじゃない。パック詰めのサバの塩焼きでもサバ味噌煮でもいいじゃない。で、ちょっと検索してみたら、そのテレビ番組は2013年7月30日放送の朝日放送「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」の特集「やせるホルモンで病の元凶【肥満】を解消SP」らしい。
「GLP―1」は必要以上の食べ過ぎを抑えて、糖分が腸で緩やかに吸収される働きを持つ「やせるホルモン」であり、小腸を刺激する食べ物を摂ることによって分泌が促進する。その食べ物とは、食物繊維と、サバ缶だと説明。サバのような脂の乗った青身魚はEPA、DHAが豊富に含まれていて、このEPAが「GLP―1」を出す細胞を刺激するのだという。
その説明のとき、画面にマルハの「サバの水煮缶」が出ていたとのこと。
うーん、それでサバ缶が売り切れになっちゃうなんてあまりにも短絡的だなあと。びっくりした。
水煮缶じゃなくてもいいわけよ、イワシだってサンマだっていいのよね。なんてったって、サバ缶ばかり食べてもどれだけの効果があるのか、むしろ食がかたよってしまって健康的にはどうなのか。
納豆騒動とかココア騒動とか、そんなに前のことじゃないのにねえ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます