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自分は人を見分ける能力が高いという勝手な思い込み

2013-10-14 20:45:55 | チラシの裏
  僕の「知り合いを見分ける能力」はけっこう高くて、街中で知人と遭遇した場合、僕だけが気づいて向こうが気づかないということがしばしばある。まあ、たいてい相手は学生で、声をかけるとこちらから挨拶を要求するような感じになるので、向こうが気づかないならば僕のほうも知らないふりをしているということが多い。

  最近、その自慢の個体識別能力が落ちている。先週末に学会があった。会場で、大学院時代を共に過ごした知人(♀)がかがんで何かやっていたので声をかけた。「松○さん、一緒に昼食に行きませんか?」。相手が顔をあげたら、知人ではなく、赤の他人だった。すいません、人違いです、と弁明してその場を去ったが、かなりばつの悪い思いが残った。声をかけられた方も困惑したと思う。実は数年前にもパーティで似たような人間違いをやらかしたことがある。かなり親しい知人だと思って、別の男性に対して肩を親しげに触りながら「よう」とか声をかけたのである。気づいた後に謝罪してなんとかなったけど。

  これらの件で、これまでの「街中で遭遇したけど僕だけが気づいた知人」というのも、かなり怪しいものだと感じた。僕の個体識別能力の高さは勘違いかもしれない。またどこかで同じ過ちを犯すような気がしてきた。
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