米軍基地は沖縄戦の延長線上にはない




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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間




裏表紙です。名護市街地は辺野古から10km離れています。しかも、間には山があります。
辺野古が安全であり、普天間基地がいかに危険であるかは写真を見れば一目瞭然です。
この事実を多くの人に知ってもらいたいと思って、このような裏表紙にしました。
買わなくてもいいから、裏表紙を見てほしい。
この三つの写真を見ても、辺野古移設に反対するのは「命どぅ宝」の精神が欠けている証拠です。

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米軍基地は沖縄戦の延長線上にはない

 「基地問題の歴史学ぶ」のゼミで基地問題を教える佐藤学教授(56)は「沖縄戦は過去ではなく、今とのつながりで考えることが大切だ」と訴える。

 「普天間飛行場は何もない場所に建設され、後になって金や仕事目当ての住民たちがきたんですよね?」
 聞けばネット上で広く流れていた情報だという。普天間飛行場となる地域に住宅が密集している戦前の航空写真を見せても、学生は「この写真、捏造ですよね」と言った。佐藤教授は「戦争で土地を奪われ、住民が収容所に入れられていた史実が丸々欠けていた」と振り返る。
                 沖縄タイムス
 この普天間飛行場の上空写真は世界一危険な飛行場であることを強調する目的に利用され続けていた。あたかも住宅密集地の中に米軍飛行場をつくったような印象をつくり、米本国ではこのように危険な飛行場はつくらないなどと革新系政治家は米軍を非難した。
 しかし、基地の外は米国の法律ではなく日本の法律が適用される。普天間飛行場の周囲に住宅ができたのは日本の法律が適用されたからであり、宜野湾市政が許可したからである。米軍とは関係がない。
 
 
 昔は普天間飛行場の周囲は黙認耕作地であり住宅はなかった。しかし、宜野湾市は黙認耕作地の返還を要求し、返還地に住宅を建てたのである。
 普天間飛行場の近くに私の知人が住んでいたし、家を建てた知人もいる。
 意外に思うかもしれないが、普天間飛行場の周囲は静かである。飛行機が離着陸する場所は大きい騒音があるだろうが、そこ以外は騒音が少ない。
 騒音がひどく、地獄のような生活環境であるならば誰も住まないはずである。こんなに住宅が密集しているということはそれなりに快適な生活が送れるからである。

 「普天間飛行場は何もない場所に建設され、後になって金や仕事目当ての住民たちがきたんですよね?」と言った学生に、佐藤教授は戦前の航空写真を見せたというが、飛行場は広い平たんな場所にしかつくれない。だから、普天間飛行場の場所に住宅密集地があったことは事実であろう。しかし、その写真を見て「この写真、捏造ですね」と学生が本当に言っただろうか。疑問である。それに「偽造ですね」と言ったとしても、写真が偽造ではないことを説明して、納得させたはずである。
 戦前の住宅密集と現在の普天間飛行場周辺の住宅密集とでは密集度が全然違う。飛行場ができなかったら飛行場周辺のように密集地になっていたとは言えない。戦前は農業中心であった。宜野湾市に普天間飛行場や米軍基地がなければ人口は戦前と同じ2万人くらいであっただろう。現在の宜野湾市の人口は9万人である。普天間飛行場や米軍基地があったから人口が4倍以上になったのだ、
戦前の写真を見せたことが、学生への反論にはならない。ところが佐藤教授は戦前も密集していたから、たとえ普天間飛行場がなかったとしても同じように密集していたと暗に反論しているのである。
 普天間飛行場や米軍基地があったから軍雇用、米兵相手の商売が増え、人口が普天間飛行場の周囲に流れてきて宜野湾市は栄えたのである。
 普天間飛行場が戦前と同じ農業中心であったら、人口はむしろ減っていただろう。
 
 在日米軍の74%がある沖縄。
 地元住民の反対の声をさえぎり、普天間飛行場の名護市辺野古への移設が進む。佐藤教授は言う。
「すべて沖縄戦の延長にある。戦後史も含め知らないと、また利用される」
             沖縄タイムス

 佐藤氏は沖国大の教授であり学者である。学者であるならば本当の事実を解明するために多くの資料を読み、分析し、そしてより正確に事実を把握する。そして、学生に教える。それが学者の使命である。
 都合の悪い資料を読まないで偏った結論を言う佐藤氏は学者として失格である。

 沖縄の米軍基地のすべてが沖縄戦の延長にはない。「すべて沖縄戦の延長にある」などと歴史を歪曲するのが沖縄の政治屋学者たちである。

 沖縄に米軍基地があるのは沖縄戦とは関係がない。原因は中国、北朝鮮の社会主義国家の存在にある。

第二次大戦後に社会主義国家が急激に拡大した。赤い部分が一九六〇年代の社会主義国家である。ユーラシア大陸のほとんどが社会主義国家である。
 中国では毛沢東率いる共産党と蒋介石が率いる国民党が戦い、国民党は敗北して台湾に逃げた。
 中国は中華人民共和国という社会主義国家になった。
 朝鮮戦争をきっかけに米国は社会主義圏の拡大を防ぐために韓国、日本、フィリピンなどに米軍基地を置いた。
 沖縄に米軍基地があるのは社会主義圏の拡大を防ぐためであり、中国を抑止するためである。沖縄戦とは関係がない。

 もし、蒋介石の率いる国民党が勝ち、中国が中華民国になっていたら、米軍は沖縄に駐留しないで、社会主義圏と接する中国の東側に駐留していたはずである。
 中国が中華民国であったなら、沖縄に米軍を駐留させる理由がない。沖縄に米軍はいなかった。
 
 現実の中国は、米国とは対立関係にある社会主義の中華人民共和国である。
だから、中国の抑止として沖縄に米軍が駐留しているのだ。

佐藤学教授のいう「すべて沖縄戦の延長にある」は嘘である。
戦後の沖縄の政治・経済は社会主義対資本・民主主義の対立の大きな波に巻き込まれたのであり、沖縄戦の延長にあったわけではない。
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