保守新党の機運は高まってきた

保守新党の機運は高まってきた

<野党再編>「民主軸に」…前原氏、維新との合流強調


民主党の海江田万里代表=東京都千代田区で2014年6月6日、徳野仁子撮影


 民主党の前原誠司元代表は7日、野党再編に関し「大きな野党を作るためには民主党が基軸にならないといけない」と述べ、民主党を基軸とした再編を目指すべきだとの考えを示した。大阪市内で記者団に語った。ただ、分党する日本維新の会の橋下徹共同代表や結いの党の江田憲司代表は民主党の一部との合流を目指しており、民主党内の動きが再編の行方を左右することになりそうだ。

【最近の海江田氏は】相次ぎ党首会談 野党再編、党内の声に配慮

 前原氏は7日、橋下氏らと読売テレビの番組に出演し、橋下氏との合流について「(確率は)100%だ」と強調。また、「維新分党で政権を取れる大きな家を作らなければいけない必然性は高まった」と指摘した。

 しかし、民主党の海江田万里代表は野党再編には慎重で、民主党が合流にかじを切るには代表が交代しなければ無理との声が党内にある。前原氏は海江田氏について「野党をとりまとめる取り組みが必要だが、努力が足りなかった」と批判した。海江田氏の任期は来年9月だが、海江田氏が自ら出処進退を判断するよう促した形だ。

 石原新党に参加する維新の園田博之国会議員団幹事長代理も同番組で、「再編のカギはやっぱり民主党だがなかなか進んでおらず、海江田氏は失格だ」と述べた。

 一方、江田氏はテレビ東京の番組で、「民主の考え方が一緒の人とやれるに越したことはないが、すんなりとはいかない。民主の改革派は行動してほしい」と語り、一部議員の合流に期待感を示した。

 野党再編の動きに関連し、維新の松野頼久国会議員団幹事長は同番組で、橋下氏について「次の選挙には必ず出てもらう」と述べ、次期衆院選への出馬を求める考えを示した。【光田宗義、林由紀子】
       毎日新聞 6月7日(土)20時32分配信

野党保守系の再編の機運は高まってきた。維新の会、結の党、そして渡辺氏が失墜したみんなの党も野党再編に参加しようとしている。石原新党も野党再編が進めば参加するだろう。

問題は保守と左系が混ざっている民主党だ。海江田氏は民主党首の座にしがみつくのに必死で野党再編という大義のために動く余裕がない。左系の議員は野党再編に反対し、民主党維持に固執するだろう。
民主党が保守新党に参加するのは難しい。参加できるとしても時間がかかる。それに左系の議員が保守新党を乱すだろう。
橋下市長や江田氏のいうように民主党の前原氏たちリベラル派が離党して保守新党に参加したほうがいい。そのほうがすっきりするし、将来性がある。

保守新党の機運は高まってきた。
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革新に魂を取り込まれつつある翁長市長




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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間




裏表紙です。名護市街地は辺野古から10km離れています。しかも、間には山があります。
辺野古が安全であり、普天間基地がいかに危険であるかは写真を見れば一目瞭然です。
この事実を多くの人に知ってもらいたいと思って、このような裏表紙にしました。
買わなくてもいいから、裏表紙を見てほしい。
この三つの写真を見ても、辺野古移設に反対するのは「命どぅ宝」の精神が欠けている証拠です。

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革新に魂を取り込まれつつある翁長市長

沖縄建白書実現へ島ぐるみ会議発足 130議員参加


オスプレイ配備、名護市辺野古への新基地建設に反対する建白書の実現に向け130人の県議、市町村議による議員団会議が発足した=7日、那覇市・自治会館


 オスプレイの配備撤回と普天間飛行場の閉鎖・県内移設断念を求める「沖縄建白書の実現を目指し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」事務局の呼び掛けに応じた県議、市町村議による議員団会議が7日、発足した。那覇市の自治会館での初会議には、県政野党を中心に辺野古移設反対の自民党那覇市議団などを含め130人が参加した。
 有識者や経済関係者、市民団体などでつくる島ぐるみ会議の発起人会と同格の組織として位置づけられ、7月27日の発足総会の準備を進める。
 県議会や全市町村首長、議会による「オール沖縄」で政府に提出された建白書の実現のため保守系議員にも呼び掛け、6日の会議は那覇市議会の自民党新風会11人のうち知念博氏と瀬長清氏を除く9人が出席。県議会与党会派の公明県民無所属の吉田勝廣県議も参加した。島ぐるみ会議事務局は約400人の県議、市町村議に案内文を送付していた。
会議では共同代表が今後の連携を呼び掛けた。建設・小売りの金秀グループ会長の呉屋守將氏は「建白書が求める生活の繁栄と安全が担保されないまま、(経済界だけが)金もうけをしていいのかという思いで参加している」と県内移設断念に向け決意を述べた。
 事務局の一人、琉球大学教授の島袋純氏は「本土復帰前に県内では立法院が2・1決議で国連に軍事的植民地からの人権回復を訴えた。島ぐるみ会議でもそうしたことを考えたい」と今後の活動を提案した。
    沖縄タイムス 6月8日(日)6時50分配信

 「オール沖縄」の時に翁長那覇市長は「県外移設が県民総意だ」と公言し、沖縄二紙の紙面にも「県外移設が県民総意」の記事が連日掲載されてていた。しかし、沖縄建白書には「県外移設」を要求する文言はなかった。その代りに「閉鎖・撤去」の文言があった。

安倍晋三内閣総理大臣殿

沖縄の実情をいま一度見つめていただきたい。沖縄県民総意の米軍基地からの「負担軽減」を実行していただきたい。

以下、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会、沖縄県議会、沖縄県市町村関係4団体、市町村、市町村議会の連名において建白書を提出致します。

1.オスプレイの配備を直ちに撤回すること。および今年7月までに配備されるとしている12機の配備を中止すること。また嘉手納基地への特殊作戦用垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの配備計画を直ちに撤回すること。

2.米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること。
                沖縄建白書

 「県外移設」と「閉鎖・撤去」ではイデオロギーが違う。「県外移設」は国内移設であるから、米軍の国内駐留を認めている。日米安保を容認するイデオロギーである。「最低でも県外移設」を公約したのが民主党の鳩山元首相であったが、彼は日米安保、米軍の日本駐留を容認していたから「県外移設」を公言したのだ。

 平和憲法擁護を掲げ、日米安保に反対している共産党や社民党などの革新勢力は米軍の日本駐留に反対している。閉鎖・国外撤去を主張している共産党、社民党などの革新団体は、国内駐留を容認してしまう「県外移設」には反対である。

 ところが鳩山首相時代に「県外移設」が大ブームになったものだから、革新団体は「県外移設」に反対ではあるが、反対の意思表示はしなかった。「県外移設」に反対すれば県民の支持を失うからだ。

 オール沖縄は翁長市長と革新の混ざることができない水と油のイデオロギーがそれぞれの私利私欲のために集結した集団だった。

 翁長市長は那覇市長選に勝ち、次の知事選に勝利するために、宿敵である革新を巻き込むためにオール沖縄を結成した。
 革新は、「県外移設」は反安倍政権運動であり、安倍政権に打撃を与えるために、そして、県民の支持を得るためにオール沖縄に参加した。

 翁長市長と革新の私利私欲のために結成したオール沖縄は、翁長市長や識者が「県外移設は県民総意」を公言し、沖縄二紙を賑わしたのに、建白書には「普天間飛行場の閉鎖・撤去」が書かれた。オールおきわには表と裏があった。
 声は残らないが文字は残る。あんなに盛んに飛び交っていた「県外移設は県民総意」の声は嘘のように消え、沖縄二紙からも文言は消えている。翁長市長の声からも消えている。「県外移設は県民総意」は消え、残っているのが建白書に書かれている「米軍普天間基地を閉鎖・撤去」である。

「島ぐるみ会議」は「沖縄建白書の実現を目指している。沖縄建白書の実現とは普天間飛行場の閉鎖・撤去である。沖縄自民党や民主党が主張していた県外移設ではない。
県議会や全市町村首長、議会による「オール沖縄」で政府に提出された建白書の実現のため保守系議員にも呼び掛けたというが、保守系が主張した「県外移設」は消え、革新の主張する「閉鎖」撤去」だけが残ったのだ。

「沖縄建白書の実現を目指し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」に参加した那覇市議会の自民党新風会9人と公明県民無所属の吉田勝廣県議、そして、建設・小売りの金秀グループ会長の呉屋守將氏は否応もなく「普天間飛行場の撤去・閉鎖」に同意したことになる。

呉屋守將氏は「建白書が求める生活の繁栄と安全が担保されないまま、(経済界だけが)金もうけをしていいのかという思いで参加している」と県内移設断念に向け決意を述べたといいうが、「島ぐるみ会議」に参加した以上は「県内移設断念」を主張するだけではすまされない。「閉鎖・撤去」を容認しなければならない。

普天間飛行場問題は、普天間飛行場をどこに移設するかが問題であり、辺野古移設に反対するだけでは本当の問題から逃げていることになる。呉屋守將氏はどこに移設するかを明確にしなければならない。「島むぐるみ会議」は閉鎖・撤去である。「島ぐるみ会議」に参加したのだから呉屋守將氏も、自民党新風会9人と吉田勝廣県議も閉鎖・撤去を容認していることになる。

翁長市長は、基地問題の解決に向け、オール沖縄の枠組みの構築、維持に強い意気込みを表明。要請を受け止め、検討する考えを示したが、オール沖縄で示した普天間飛行場の解決方法は閉鎖・撤去であると「島ぐるみ会議」は断定している。革新と一緒にオール沖縄を構築、維持するには翁長市長は閉鎖・撤去を容認しなければならない。
翁長那覇市長のアイディンティーは革新のイデオロギーを弱体化させて那覇市長選に圧勝したが、二年後の今は狡猾な革新イデオロギーに巻き込まれている。

自民党は普天間飛行場問題の解決方法として辺野古移設を進めている。それに対して反対だけではすまされない。普天間飛行場の解決方法を示さなければならない。  
翁長市長が県知事に立候補した時には、普天間飛行場問題の解決方法として県外移設、固定、閉鎖、国外撤去のどちらを主張するかを徹底的に追及するべきだ。

翁長市長はオール沖縄を維持するためには「閉鎖・撤去」と答える以外にない。実現不可能な回答に多くの県民はそっぽを向くだろう。翁長市長支持者は革新系市民だけだろう。

革新を抱き込むつもりが魂を革新に取り込まれつつあるのが翁長市長である。
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