IT産業は基地経済に代われるものだ





県は那覇新都心の経済成長を基地経済の何倍も効果があり、米軍用地が変換されれば自動的に沖縄の経済は成長するという馬鹿げた試算を発表した。そして、沖縄の経済が発展しないのは米軍事基地があるせいだと間違った考えを流布させている。
沖縄の経済学者の誰一人とし県の間違った経済論を批判しない。沖縄の経済学者には失望する。
基地経済に代わる経済は那覇新都心などの消費経済ではない。観光のような県外から県内にお金を移動させる企業である。
基地経済に代わる産業としてIT産業がある。
IT産業の2011年度の生産額が3166億円である。沖縄で一番の観光産業の売り上げが役4300億円であることからみるとIT産業の目覚ましい成長ぶりがうかがえる。IT産業が県外企業からの下請け業務が多い。ということはIT産業は基地収入と同じく県外から県内にお金が流れて産業である。IT産業は基地収入に代わる産業である。IT産業の成長は米軍基地の返還で収入が減るのをカバーすることができる。

沖縄には大きな地震がないことや安い賃金などの理由で本土のIT企業が沖縄に支店を増やしてきた。若いIT産業がすでに3166億円の売り上げがあるとうことはIT産業が観光産業に並ぶかそれ以上に成長する可能性が高い。

基地経済に頼らない沖縄経済にIT産業は大きく貢献するだろう。
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新報は市長選関与メール689件を報道するべきだ



大阪市交通局、市長選関与メール689件


大阪市交通局は7日、昨年11月の市長選を巡り、選挙活動への職員の関与を示す庁内電子メール延べ689件が見つかったなどとする職員の政治活動に関する内部調査の中間報告を発表した。

 人事異動に先だって幹部職員が職員労組・大阪交通労働組合(中村義男委員長)側と事前調整していたことも判明した。橋下徹市長は「実態は相当、根深い。徹底解明し、厳正に対処したい」と述べ、処分する方針だ。

 昨年12月、市議会で労組幹部が勤務時間中に組合活動をしていたことが発覚したため、交通局が独自調査した。

 市長選前後の昨年10月~今年1月に交通局全職員の公用パソコンから送信された庁内メールすべてについて、選挙活動に関連する用語でメールタイトルを検索したところ、「動員」が最多で511件、「演説会」が109件、「ビラ」58件、「電話作戦」11件あり、市長選関与メールがなんと689件もあった。

(2012年3月7日22時51分 読売新聞)

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琉球新報は、「橋下流『監視』は正当?」という見出しで、橋下市長のメール調査が大阪市の職員のプライバシーに介入しているような印象を持たせて非難している。

交通局全職員の公用パソコンを選挙活動に関連する用語でメールタイトルを検索したところ、「動員」が最多で511件、「演説会」が109件、「ビラ」58件、「電話作戦」11件の順だった。

この事実を琉球新報はどう判断するのだろうか。琉球新報は、大阪市の職員メールについて報道した以上は市長選関与メールが689件あったことを報道するべきである。それが報道の責任である。もし、琉球新報がこの事実を報道しないとすれば、琉球新報は大阪市職労の立場に片寄った報道をしていることになる。

琉球新報は私企業であり、完全な中立性を守ることはしなくてもいいと思うが、報道の中立精神は非常に重要なものであり、新聞は中立性を守り事実を報道していると思うから読者は新聞の記事を信用して読む。報道の中立性を完全に捨ててしまっては読者の信頼を失っていくだろう。

琉球新報は、大阪市交通局が公用パソコンから市長選関与メールを689件発信していた事実を報道するべきである。
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木の上が安らぐ寝床かのら猫よ・1189句~1190句



日本初の画期的俳句

アート俳句









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180・なぜ石がここにあるふと考える

179・またひとつ愛が崩れて夕の花

178・くふふふと笑えぬシーサ辛さかな

177・君たちは仲良く立つかいつまでも

176・ひしめいて生きているのか空の下



175・走る走る夜を走る悲しみや

174・電線の遥か彼方の青い空

173・当てもなく佇む向こうほの灯り

172・荒海で必死に孤独を生きるなり

171・赤い花私に背向け咲いてます


170・夕暮れの気儘に浮かぶおお雲

169・じいさんが死んで畑は草の下

168・ゆったりと過ぎ去る時にもたれつつ

167・昼下がりずーっと静かな裏通り

166・あばら家のひさしに雨滴乱れ落ち


165・浮かぶ雲佇立する電信柱

164・シーサーよ俺を睨むのはやめてくれ

163・新春の風受け回れ大風車

162・六月の尊き香りサンニンは

161・おとことおんなたりらりらーるらるら



160・のしのしと酔いどれ魔人が町を行く

159・けもの道分け入る汗に蝉しぐれ

158・風はなくのどかな刻の岸と空

157・岩がある潮風が吹くふたり立つ

156・葉を落とし夏を迎えるあまのじゃ木



155・パオーパオみんな踊ろうパオーパオ

154・赤土が積み上げられて空と雲

153・永遠に見えぬ悪を睨め睨め

152・青草に囲まれ椅子は誰を待つ

151・あなたへの想いも春の渦の中



150・たんぽぽの可憐な黄色庭の春

149・白すぎる明日黒すぎる今日孤独

148・さわやかな春の風舞う畑跡

147・風もなくなにごともなく春の刻

146・ピースして今日も酔いどれ中ノ町





145・枝先に春の息吹だ空の下

144・荷車を曳いて亡父が去っていく

143・眩さにぽつんと独りすべり台

142・公園の椅子が退屈昼下がり

141・皮破り春に突き出るノニの芽よ




140・帰る家どこにありや遥か空

139・ひたすらににらみ続ける家守りは

138・春雨に清く洗われ姉妹花

137・這い上がれ這い上がれ夢這い上がれ

136・ガラガラの遥かな音が残る道




135・暴風に疲れ花落ち浮世かな

134・暴風の朝のライトの車たち

133・荒れ狂いどこへ行く俺どこへ行く

132・雨降って陽が照ってまた雨降って

131・ゲート通り終われない夜日曜日




130・なあ月よと俺はじっと見つめてる

129・くねる夜シュールに埋まり眠る昼

128・雲の下なぜにせわしく走るのか

127・こりゃこりゃおっととどっこいようようよ

126・絡み泣き絡み笑いの浮世かな



125・岩に生きる秋のにが菜の黄いちりん

124・愛しくおれは涙闇と酒飲む

123・幾つものはかなき命混ざり合う

122・ホイホイと闇に浮かれて闇踊り

121・独り立つ孤高なるもの逞しき




120・ガミガミと今日も巷は元気かな

119・がじゅまるは春を愛でてのカチャーシー

118・振り返ることもなく夏過ぎていく

117・黙り泣くそんな俺は闇で死ね

116・小さきは折られ飛ばされ惑うかな




115・暴風に茶髪に染められとうきびは

114・熱きもの掴み掴めぬもどかしさ

113・赤土を豪雨は叩きはちきれる

112・あちこちで秘かにハートがつくられる

111・ふいっと見る俺の心の嫌らしさ



110・ちぎれて俺は俺だと叫ぶのさ

109・ボワーンと弾けて夢が飛散悲惨

108・ばあさんのよろよろ歩く旅路かな

107・朝の陽に目覚め始めた裏通り

106・青空の下でめじろのかくれんぼ





105・青空に黒と白の鳥つがいかな

104・雨水が造りし岩間の細き道

103・ああ何をどう生きれば春の暮れ

102・ああ今日もひとりの胸にしぐれ降る

101・戦世の傷跡残す畑道




100・思い出が走り過ぎ去る走馬灯

99・風はなく陽射しと落ち葉昼下がり

98・変われどもなぜかなつかしゴヤの街

97・カラスがガー木が苦笑して日が暮れる

96・蟹貝を探して浜に春の風




95・開発が進んできれい人は消え

94・岩の上潮風受けて咲くはユリ

93・岩穴に細々と生きる浜木かな

92・一瞬の叫びを上げる永遠に

91・芋かずら亡父のリヤカー押した道





90・生きるのになにを戸惑う春の風

89・いちにちのひっそり町の裏通り

88・吹き上げる情熱もまた霞みゆく

87・飢えながら浮世を今日も生きていく

86・ひっそりと錆つき立って初夏の昼




85・昼下がり誰も通らぬはぐれ道

84・冷える部屋ハムパンを食べキー叩く

83・果てしなく旅をする我が魂よ

82・春の陽に若葉輝くシークワァーサー

81・張り裂ける赤き情熱宙に浮き





80・潮風と戯れ揺れる浜の花

79・あてもなくゆらりゆらりのわが身かな

78・朝の庭どこもかしこも蝉しぐれ

77・主去り残り佇む虚ろかな

76・嵐来て砂に襲われ踏ん張るや




75・雨粒が裏の通りに跳ね返り

74・雨あがり春をまぶしくゆうなかな

73・空き地増え寂れていくか町の裏

72・愛と苦を絡め絡めて闇の春

71・ああ女闇で微笑む狂おしく



70・ああ怒り泡にまぎれて流される

69・くすみ板サッシュにボンベ灰瓦

68・崩れ行く寂しき時代じっと眺め

67・この胸のねじれを開ききみは笑む

66・ケロケロと闇に聞こえるかえるかな



65・木の葉らの下にせせらぎ鳥の声

64・孤高を羽ばたく鷹よ高く高く

63・慶良間島スモッグに翳むうつな日々

62・風はなく心澄みゆく雨上がり

61・頑なな孤独を突き破る恋よ



60・枯れ葉散る古の道人はなく

59・枯れし木にぶどう目覚めて絡まるや

58・絡みつく生活今日の虚しさよ

57・岩掴み毅然と生きるあざみかな

56・岩に咲く白ユリの群れ朝日さす



55・生きたいと叫んでいるのか朽ちた木は

54・戦世の傷跡残す畑道

53・ひっそりと闇の刻ただ黙々と

52・密かなる怒りしいっと闇の中

51・昼下がりまばゆき石の坂上る


50・潮風を浴びて古の道たどる

49・春の朝ぷかりぷかりと何処へゆく

48・春の日に小さき命微笑んで

47・這い出ては浮かれ浮かれの浮世かな

46・けだかくも寂しく空のはぐれ鷹



45・電柱とバナナの向こうの青い空

44・無遠慮におれは世間に挑むのさ

43・這いずって夜の魂どこへ行く

42・がじゅまるが生え水道の出た岩や

41・冬なのに咲いて浮かれるチキナかな


40・どこへ行く俺の魂年の暮れ

39・道標のないわくわくの俺の道

38・電線のひしめく町に朝が来る

37・暴風に踊る踊るよ今朝の椰子

36・暴風の夜外灯が煌々と


35・青空の下で踊れや踊れ夏

34・仰向けに寝そべる木々に雨が降る

33・混ざり合い息しあいながら生きている

32・茜空忙しい雲に闇の松/a>

31・ああ今は出口の見えぬふきだまり


30・キャッキャッと跳ねて笑ったきみはもう

29・街霞むのどかな浜の昼下がり

28・眩しさと暗さに潜む街の日々

27・眩しさにうだる石道海が見え/a>

26・葉落としじっと春待つ茄子かな


25・まばゆさと影が沈黙昼下がり

24・真昼間のまぶしさ受けじっとする

23・虚しさが弾け散って今日の酒

22・向こうは悲しい闇だよ通おりゃんせ

21・なあ雲よ今日はなぜかさびしいよ



20・なにくそと生きる命のたくましさ

19・仲ノ町疲れて帰る午前七時

18・なにを見てなぜ黙るのかチビクロよ

17・なにゆえに闇に叫んで迸る

16・昇る夢落ちる夢みな浮き草よ


15・おまえと野を行き微笑みも遠い日

14・おーい夏が来るぞー夏がなあほい

13・俺もおまえもただ当てもなく漂って

12・俺はまだ枯れていないぞと叫んでいる

11・俺と住み俺を信じぬ孤高猫


10・くそったれなにがなんでも生きぬくぞ

09・朽ちてなお車の轍昔橋

08・細雨に頭垂れてる子バナナよ

07・ホイホイホピーピーヒャラヒャラエヘヘヘヘ

06・ひっそりと俺を待つバー秋の夜


05・はっと起ききみの居ない部屋さみしさよ

04・凍え夜床が揺れて俺一人

03・ゲロ吐いてネオン求めて午前二時

02・崩れゆく記憶と心走馬灯

01・こおろぎの潜む闇からリーンリーン








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