教員の不当な報酬をうやむやにするな





新聞記事の配置は面白い。日教組の活動を締め付ける「君が代起立」を条例化した大阪府の記事と日教組のやりたい放題である沖縄の記事が上下に掲載されている。

大阪と沖縄は日教組が強いことで有名である。ふたつの記事も日教組が強いことを示す記事だ。ただ、大阪は橋本代表維新の会が日教組の既得権益を崩し、君が代不起立にも強い圧力をかけている。
一方沖縄は沖教組に立ち向かう政治家は皆無に等しい。まさに沖教組天国である。沖教祖は組織動員力だけではなく活動資金も豊富だ。八重山教科書問題では多くの集会を開き、嘉手納町でホールを借りて県民集会も開いている。本土に渡り文科省に抗議文を渡している。
それに加えて、沖縄の新聞二紙が沖教祖をバックアップしている。

新報もタイムスも教員の通常の授業以外の指導の報酬をPTAからもらっていたことについて、具体的な金額を掲載していない。具体的な金額を掲載すれば読者のショックは非常に大きくなるからだ。「PTA会費の一部が支払われていた」と書くのと。「早朝講座担当の教員に3千円が手当として支給されている。個別指導や夏季講座など項目ごとに額が定められ、遅刻指導や週末の模試監督にも各1千円が支払われている」と書くのとでは読者のショックはかなり違う。「え、早朝講座担当の教員に3千円も払っていたの」とか「遅刻指導は無料が当たり前、1000円も取るのはボッタクリ」など市民の反感が強くなるだろう。

だから、新報もタイムスも金額を明示しなかったのだ。金額を明示していないから今回の記事を読んでショックを受けた人は少ないかもしれない。

義家氏か高校のPTA会員が夏期講座の教員の報酬を明確にしてほしいものだ。
早朝授業は勤務外かそうではないかもめる可能性があるが、夏期講座は違う。明らかに勤務内の行動だ。この件について教育庁は「現在、事実を確認している」と回答したというが、一日も早い回答が必要だ。もしかすると県教育庁と新報、タイムスがうやむやにするかも知れない。絶対にうやむやにしてはならない。
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橋下市長、水道民営化で「水ビジネス」目指す



 大阪市の橋下徹市長は9日、報道陣に対し、市の水道事業の民営化を目指す考えを明らかにした。
 実現すれば全国初で、民営化により「水ビジネス」への積極参入を探る。
 同市は府内42市町村で構成する大阪広域水道企業団への加入方針を示しているが、橋下市長は「世界を凌駕(りょうが)する技術を持つ市の水道局が先に民営化してでも、国内外で仕事を取っていきたい」と述べた。
 また、「公務員では成果をあげても給料が上がるわけではなく、仕事を取ろうとする動機付けがない」と指摘。民営化のメリットについて、「努力した分だけ実入りが増えるし、競争で水道料金が下がり、市民に還元できる」と強調した。

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橋本市長は政治と経済を完全に分離して、大阪市役所は政治に徹することを目指している。素晴らしいことだ。政治と経済の分業化はあたらしい資本・民主主義社会をつくる。

沖縄は多くの自治体が第三セクター事業をやっている。そして、莫大な赤字を出し、それを税金で補っている。橋下市長とは逆の道を歩んでいる。

第三セクター宮古島マリン、ホテルは莫大を赤字を出し、宮古島市で手に負えなくなってから売却をしようとしたが、それも時間がかかり、やっとのことで売却できた。
宮古島市の赤字経営は氷山の一角である。莫大な税金が第三セクターの赤字補てんに使われている。第三セクターに流れる金を市民サービスに使えば市民の生活がもっと向上する。しかし、沖縄の政治家は市民へのサービスよりも第三セクターをつくり自分たちの天下り場所を増やすのに懸命である。
商売と政治は違う。政治家が商売をすると失敗する確率が高いし、現に沖縄の第三セクターの多くは赤字経営である。政治家が商売に目移りしながら政治をやっていては市民生活はよくならない。

橋本大阪市長は全国で初めて水事業の民営化をやろうとしている。バス事業や地下鉄事業も民営化をする。そうすることによって大阪市役所のすべての職員が行政一本に仕事をするようになる。
政治は企業が成長する環境をつくったり、公平な自由競争をさせたりする役目に徹するべきである。橋下市長の改革はどんどん進む。
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「維新政治塾から全国の首長や地方議員も」松井知事

大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は9日、今月開講予定の「維新政治塾」の塾生の進路について、「我々の考えに同意する人たちが全国の自治体で(維新が最優先課題とする)行財政改革に本気で取り組めばすごいことになる。国の赤字も改善される」と述べ、全国で首長や地方議員が誕生することに期待を示した。

 維新の会は政治塾で次期衆院選の候補者養成をめざしている。ただ、塾生には地方政治家志望者もいるとみられ、松井氏は同日、「地方議員でもいい。まずは地域の自立が大事」と説明。卒業生が首長や議員となり、全国に維新の支部を作ることも「統治機構、財政改革で我々と考え方が一致すればいい」と述べた。

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地方議員を拡大していくのが重要だ。今後は大阪から全国へ維新議員を派遣したほうがいい。
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闇の中仄かに灯りて明日を待つ・1195句~1196句



日本初の画期的俳句

アート俳句




1195句



1196句






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195・暖かさ求め彷徨う酔いどれよ

194・荒れた浜若き釣り人今日の朝

193・あの時が永遠の別れとは暮れの街

192・雨風に耐えて生きてるお前かな

191・あでやかな赤を赤がなおあでやかに



190・寄り集いひなたぼっこか浜の鳩

189・わけもなく虚しくなるや朝の風

188・映り絵とひそひそ話昼下がり

187・突き立てて後ろを向いて今日の昼

186・遠い日の可憐なきょうこを想い出す




185・淡々と立ち尽くしてや夢忘れ

184・少年の心に戻るはたけ道

183・幸せが痩せて踊るか十二月

182・下りるたび遥かな夏のきみ想う

181・無造作に洞に置かれし赤カヌー



180・なぜ石がここにあるふと考える

179・またひとつ愛が崩れて夕の花

178・くふふふと笑えぬシーサ辛さかな

177・君たちは仲良く立つかいつまでも

176・ひしめいて生きているのか空の下



175・走る走る夜を走る悲しみや

174・電線の遥か彼方の青い空

173・当てもなく佇む向こうほの灯り

172・荒海で必死に孤独を生きるなり

171・赤い花私に背向け咲いてます


170・夕暮れの気儘に浮かぶおお雲

169・じいさんが死んで畑は草の下

168・ゆったりと過ぎ去る時にもたれつつ

167・昼下がりずーっと静かな裏通り

166・あばら家のひさしに雨滴乱れ落ち


165・浮かぶ雲佇立する電信柱

164・シーサーよ俺を睨むのはやめてくれ

163・新春の風受け回れ大風車

162・六月の尊き香りサンニンは

161・おとことおんなたりらりらーるらるら



160・のしのしと酔いどれ魔人が町を行く

159・けもの道分け入る汗に蝉しぐれ

158・風はなくのどかな刻の岸と空

157・岩がある潮風が吹くふたり立つ

156・葉を落とし夏を迎えるあまのじゃ木



155・パオーパオみんな踊ろうパオーパオ

154・赤土が積み上げられて空と雲

153・永遠に見えぬ悪を睨め睨め

152・青草に囲まれ椅子は誰を待つ

151・あなたへの想いも春の渦の中



150・たんぽぽの可憐な黄色庭の春

149・白すぎる明日黒すぎる今日孤独

148・さわやかな春の風舞う畑跡

147・風もなくなにごともなく春の刻

146・ピースして今日も酔いどれ中ノ町





145・枝先に春の息吹だ空の下

144・荷車を曳いて亡父が去っていく

143・眩さにぽつんと独りすべり台

142・公園の椅子が退屈昼下がり

141・皮破り春に突き出るノニの芽よ




140・帰る家どこにありや遥か空

139・ひたすらににらみ続ける家守りは

138・春雨に清く洗われ姉妹花

137・這い上がれ這い上がれ夢這い上がれ

136・ガラガラの遥かな音が残る道




135・暴風に疲れ花落ち浮世かな

134・暴風の朝のライトの車たち

133・荒れ狂いどこへ行く俺どこへ行く

132・雨降って陽が照ってまた雨降って

131・ゲート通り終われない夜日曜日




130・なあ月よと俺はじっと見つめてる

129・くねる夜シュールに埋まり眠る昼

128・雲の下なぜにせわしく走るのか

127・こりゃこりゃおっととどっこいようようよ

126・絡み泣き絡み笑いの浮世かな



125・岩に生きる秋のにが菜の黄いちりん

124・愛しくおれは涙闇と酒飲む

123・幾つものはかなき命混ざり合う

122・ホイホイと闇に浮かれて闇踊り

121・独り立つ孤高なるもの逞しき




120・ガミガミと今日も巷は元気かな

119・がじゅまるは春を愛でてのカチャーシー

118・振り返ることもなく夏過ぎていく

117・黙り泣くそんな俺は闇で死ね

116・小さきは折られ飛ばされ惑うかな




115・暴風に茶髪に染められとうきびは

114・熱きもの掴み掴めぬもどかしさ

113・赤土を豪雨は叩きはちきれる

112・あちこちで秘かにハートがつくられる

111・ふいっと見る俺の心の嫌らしさ



110・ちぎれて俺は俺だと叫ぶのさ

109・ボワーンと弾けて夢が飛散悲惨

108・ばあさんのよろよろ歩く旅路かな

107・朝の陽に目覚め始めた裏通り

106・青空の下でめじろのかくれんぼ





105・青空に黒と白の鳥つがいかな

104・雨水が造りし岩間の細き道

103・ああ何をどう生きれば春の暮れ

102・ああ今日もひとりの胸にしぐれ降る

101・戦世の傷跡残す畑道




100・思い出が走り過ぎ去る走馬灯

99・風はなく陽射しと落ち葉昼下がり

98・変われどもなぜかなつかしゴヤの街

97・カラスがガー木が苦笑して日が暮れる

96・蟹貝を探して浜に春の風




95・開発が進んできれい人は消え

94・岩の上潮風受けて咲くはユリ

93・岩穴に細々と生きる浜木かな

92・一瞬の叫びを上げる永遠に

91・芋かずら亡父のリヤカー押した道





90・生きるのになにを戸惑う春の風

89・いちにちのひっそり町の裏通り

88・吹き上げる情熱もまた霞みゆく

87・飢えながら浮世を今日も生きていく

86・ひっそりと錆つき立って初夏の昼




85・昼下がり誰も通らぬはぐれ道

84・冷える部屋ハムパンを食べキー叩く

83・果てしなく旅をする我が魂よ

82・春の陽に若葉輝くシークワァーサー

81・張り裂ける赤き情熱宙に浮き





80・潮風と戯れ揺れる浜の花

79・あてもなくゆらりゆらりのわが身かな

78・朝の庭どこもかしこも蝉しぐれ

77・主去り残り佇む虚ろかな

76・嵐来て砂に襲われ踏ん張るや




75・雨粒が裏の通りに跳ね返り

74・雨あがり春をまぶしくゆうなかな

73・空き地増え寂れていくか町の裏

72・愛と苦を絡め絡めて闇の春

71・ああ女闇で微笑む狂おしく



70・ああ怒り泡にまぎれて流される

69・くすみ板サッシュにボンベ灰瓦

68・崩れ行く寂しき時代じっと眺め

67・この胸のねじれを開ききみは笑む

66・ケロケロと闇に聞こえるかえるかな



65・木の葉らの下にせせらぎ鳥の声

64・孤高を羽ばたく鷹よ高く高く

63・慶良間島スモッグに翳むうつな日々

62・風はなく心澄みゆく雨上がり

61・頑なな孤独を突き破る恋よ



60・枯れ葉散る古の道人はなく

59・枯れし木にぶどう目覚めて絡まるや

58・絡みつく生活今日の虚しさよ

57・岩掴み毅然と生きるあざみかな

56・岩に咲く白ユリの群れ朝日さす



55・生きたいと叫んでいるのか朽ちた木は

54・戦世の傷跡残す畑道

53・ひっそりと闇の刻ただ黙々と

52・密かなる怒りしいっと闇の中

51・昼下がりまばゆき石の坂上る


50・潮風を浴びて古の道たどる

49・春の朝ぷかりぷかりと何処へゆく

48・春の日に小さき命微笑んで

47・這い出ては浮かれ浮かれの浮世かな

46・けだかくも寂しく空のはぐれ鷹



45・電柱とバナナの向こうの青い空

44・無遠慮におれは世間に挑むのさ

43・這いずって夜の魂どこへ行く

42・がじゅまるが生え水道の出た岩や

41・冬なのに咲いて浮かれるチキナかな


40・どこへ行く俺の魂年の暮れ

39・道標のないわくわくの俺の道

38・電線のひしめく町に朝が来る

37・暴風に踊る踊るよ今朝の椰子

36・暴風の夜外灯が煌々と


35・青空の下で踊れや踊れ夏

34・仰向けに寝そべる木々に雨が降る

33・混ざり合い息しあいながら生きている

32・茜空忙しい雲に闇の松/a>

31・ああ今は出口の見えぬふきだまり


30・キャッキャッと跳ねて笑ったきみはもう

29・街霞むのどかな浜の昼下がり

28・眩しさと暗さに潜む街の日々

27・眩しさにうだる石道海が見え/a>

26・葉落としじっと春待つ茄子かな


25・まばゆさと影が沈黙昼下がり

24・真昼間のまぶしさ受けじっとする

23・虚しさが弾け散って今日の酒

22・向こうは悲しい闇だよ通おりゃんせ

21・なあ雲よ今日はなぜかさびしいよ



20・なにくそと生きる命のたくましさ

19・仲ノ町疲れて帰る午前七時

18・なにを見てなぜ黙るのかチビクロよ

17・なにゆえに闇に叫んで迸る

16・昇る夢落ちる夢みな浮き草よ


15・おまえと野を行き微笑みも遠い日

14・おーい夏が来るぞー夏がなあほい

13・俺もおまえもただ当てもなく漂って

12・俺はまだ枯れていないぞと叫んでいる

11・俺と住み俺を信じぬ孤高猫


10・くそったれなにがなんでも生きぬくぞ

09・朽ちてなお車の轍昔橋

08・細雨に頭垂れてる子バナナよ

07・ホイホイホピーピーヒャラヒャラエヘヘヘヘ

06・ひっそりと俺を待つバー秋の夜


05・はっと起ききみの居ない部屋さみしさよ

04・凍え夜床が揺れて俺一人

03・ゲロ吐いてネオン求めて午前二時

02・崩れゆく記憶と心走馬灯

01・こおろぎの潜む闇からリーンリーン












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