一昨日夜より今日まで、新潟磐越へ遅咲桜を見に参り、今夜帰着した所です。
現地へは昨日早朝に入り、天候は昨日花曇一時時雨、今日は曇り時々晴れと言った具合でした。
新潟市内も桜の見頃は終わり、福島県との県境の山間に移っておりました。
この時の映像は後日、今春の拙写真帖次回作にてお目にかけたく思います。
さてその帰途、今週末に北京五輪の聖火リレーが予定される長野の街を通過して参りました。
JR信越線の列車内よりは満開の桜花を愛でる事ができ、厳粛な佇まいの雪山と共に、大いに魅了されたものでした。
又来年以降、写材を求めてこの地方もゆっくり訪ねたいと思っている所です。
今日は聖火リレーの記念行事の一つ、長野マラソンも行われたりで今週末のリレー本番へ向け、徐々に雰囲気が盛り上がっているのかな、とも思いましたが中華人民共和国本国でのチベット仏教自治の問題も絡み、各国での聖火リレーの阻止行動なども表面化して難しい所の様です。
中国当局はあくまでも五輪とチベット自治問題は別個のものとして取り扱いたい意向の様ですが、最近の対応を見ていますと武力行使などの遺憾な事態も散見され、ダライ・ラマ法王も五輪開催自体を否定している訳ではないだけに、対等な話し合いの姿勢を持つべきであると強く思います。まあこの地域の問題のこれまでの経緯からしても同国に対し、余り多くを期待すべきでないのも事実かも知れませんが。
後、欧州各地にて生じた聖火リレーに絡む混乱は、我国にては何としても防ぎたい所です。
初め出発地に推されていた善光寺は同じ仏教寺院の立場もあり、この名誉を辞退した様ですね。代替の出発地がどこになるかを含め、要注目でしょう。
中国当局は聖火護衛の特別要員を我国にても他の各国の場合と同様に配置する事を望んだ様ですが、我国側の意向もあってとりあえず2名の伴走が決まった様です。警備には万全を期す由ですが、行進阻止行動に一定の理解をしつつもリレー行進がつつがなく終る様、今は祈りたいものであります。*(日本)*