コナサン、ミンバンワ!2010=平成22年2月も間もなく終わる。前半は厳冬、後半は暖冬の印象の今月だったが、続く3月は、果たしてどちらに転ぶのか、見ものではある。又、それにより、続く4月の大きな楽しみたる、桜開花の時期も、もしかすると占えるだろうから。
さて、広く知られている様に、本日南米チリ国にて、大震災が生じた。判っているだけで、既に数百を超える犠牲が出ている模様で、一言哀悼の意を表すと共に、被災した全ての方々に、一言お見舞いを申したい。
この件に関し、発生半日後には我国、特に東北日本への津波被害が予想され、早めの津波警報が発令され、それに伴う必要地域に対する避難指示及び勧告も発せられた。これは恐らく、今から半世紀前の1960=昭和35年頃に我国が見舞われた前回のチリ国大震災に伴う大津波襲来を受け、多くの被害を生じた史実に鑑み、最悪の事態を踏まえての先手を打った対応であり、概ね適切であったと思う。余り前例に頼り過ぎるのも如何かとは思う反面、必要な前例を生かしきった、今回の気象庁及び日本気象協会の好判断には、一言拍手と敬礼を申したい。
交通への影響も、かなり出た。我国の大動脈たるJR東海道線と東名高速自動車道も、津波到達予想時刻を中心に、ほぼ半日に亘り抑止された。他にも海岸近くを行く鉄道線が複数同様に抑止され、利便性は失われるものの、安全優先の判断がなされた事は、我々も尊重すべきであろう。実は、警報の発せられて間もなくの本日正午頃は、拙親族達が伊勢湾沿岸へ出かけており、名古屋市の南部まで避難勧告の対象とされ、又、到達高度が最悪数mに達する恐れ有の報に接し、俺は念の為携帯連絡を取り、早めに海岸を引き上げる様促した次第。杞憂に終わったのは幸いだったが。
津波は1波だけでなく、第2波、第3波もやって来るとされ、その事を踏まえて警報を発し、対応を促した関係省庁の対応は、今回はまず「合格」と申して良いだろう。是非これからも、こうした好むプレーを積み重ね、大きな信頼を築いて頂きたい。ラタ、マイ月。