諦めた「愛・地球博」再見

今春からロングラン開催され、大いに人気を集めた国際博覧会「愛・地球博」もどうやらゴールが見えてきた。
博覧会協会が見込んでいた入場者数の当初目標1500万人を先月中既に達成、次目標の1800万人も先日既にクリア、
不可能ではと言われた2000万人の大台も射程に入って来た。
最初期の3月こそ低温の気候もあって伸び悩んだが、4月以降は好調に推移、天候の優れない梅雨時も落ち込みはなく、先月以降は末広がり(名古屋人はこの現象が好きで、名古屋市の紋章「丸八」にも表わされている程)の尻上がりに増加、昨日は入場者日計が遂に25万人を突破する事態に・・・。
この人数になると、特に人気館や施設は半日近い観覧待ちを余儀なくされる。俺は6月に1回、7月に2回入場しているが、最も入場の少なかった7月末でも日計は10万人を超え、見所とされた魅力の施設は希望の半分も見られなかった。
そんな中で「Global House」の冷凍マンモスと、観覧客を映画出演させてしまう壮絶企画の「三井、東芝館」、そして未来の高速交通「超伝導リニア列車」の「JR東海館」の観覧が叶ったのはせめてもの収穫だろう。
後2週間、ラスト2回の週末は両方とも3連休となる向きも多く、大混雑が予想される為、今後の「愛・地球博」入場は断念と相成った次第。お出かけの向きはご安全に。そして可能なら、万事にまだ余裕のある平日のご観覧をお勧めしたい。

私の「9.11」

9月11日・・・この日はここ数年、本当に色んな事が起きています。
①最も良く知られているのが2001=平成13年のこの日、米合衆国New York市他を襲った国際イスラム武装組織による同時テロ事件でしょう。
この事件の中心は、同市中心部にあった世界貿易センタービル2棟に乗っ取られた航空機計2機が各棟に1機ずつ激突したもので、地上と機上合わせて3000人を超える方々が犠牲となり、実行犯グループも全員死亡しています。犯行を指揮した者は今も拘束されておらず、解決に向けた取り組みが今も強く望まれます。
ただ、合衆国による資源エネルギーが豊富な中東アジア地域への軍事的影響力強化が遠因ではないかとの指摘もあり、それを考えると複雑な思いに駆られるのも事実です。
②月初にも触れた2000=平成12年の東海豪雨が丁度この日でした。
大都市圏にも関わらず10人を超える犠牲者と多くの交通網の寸断を招いたのは極めて遺憾な所。同様な大雨は、地球が年毎に温暖化している事実を考えると今後も再発する事態は十分考えられ、こうした気候に対する心構えを迫られている様な気がします。
③私事にて恐縮なのですが、1999=平成11年のこの日午後、岐阜県下の国道41号にて交通事故を起こしかけた事があります。
少し過労気味で、一瞬居眠ったのではないかと思われます。当時の速度は制限域だったと思います。
幸い現場は緩い右カーブ、ガード・レールに接触しただけで大事には至りませんでしたが当時は知人も同乗しており、カーブの向きが反対であれば対向車線に飛び出して、大事故を起こす可能性もありました。
知人には深く謝罪すると共に、今は過労時の運転は避ける様にしています。
④そして今日、2005=平成17年のこの日、最も重要な国政選挙「衆議院総選挙」並びに「最高裁判所判事国民審査」が実施されており、私も午前中に投票を済ませて参りました。
共に、対応が難しくなるであろう我国の今後に関わるだけに、主権者たる国民の我々も、確固とした意思表示が必要でしょう。
9月11日・・・時が経つにつれ、公私共に忘れてはならない重要な日付となる様な予感が致します。*(日本)*